こんにちは!
就活生実態調査委員会のESハック姉さんです。
今回はES(エントリーシート)の文字数についての記事です。
オープンESの各設問、どのくらいの文字数で書けば良いんだろう…
文字数を増やしたいけど、どうしよう…
オープンESを実際書くにあたって、文字数の目安をどうしようか迷ってしまう方もいるでしょう。
今回、就活生実態調査委員会は、現役採用担当者へインタビューを行い、オープンESの文字割合を調査しました。また、内定者アンケートから、ES文字数を増やす、減らすのコツを集めました。
オープンESの文字数について気になる方は、ぜひ最後まで読みこんでください!
内定者1,000人に、無料のES添削をしてくれる20のサービスから良かったものをアンケートで聞き、ランキング化しています。ぜひ「【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキング」を読んで、参考にしてみてください!
【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキングどのサイトよりも徹底解説!!オープンES攻略シリーズ
オープンESの各設問のコツや例文
証明写真/学歴/趣味・特技/学業、ゼミ、研究室で取り組んだ内容(*人気)/自己PR(*人気)/学生時代に最も打ち込んだこと(*人気)/志望動機/例文
攻略のコツ
知っておきたいオープンES事情
現役採用担当者調査概要
■インタビュー手法
就活生実態調査委員会と関わりのある企業の採用担当者へ、オンライン(Zoom等)、オフライン(座談会形式)でES提出についてインタビュー
■インタビュー対象者
現役採用担当者
■インタビュー期間
2023年4月
本調査について詳細は「現役採用担当者インタビュー、アンケートについて」をご確認ください。
現役採用担当者インタビュー、アンケートについてこの記事を監修した人
五十嵐 由美
マナー講師
マナー研修講師として、民間企業や官公庁などで100回近くセミナーを行う。主にビジネスマナーを担当。テレビでも、「就活マナー講座」や「グループディスカッション講座」等を担当。著者多数。
この記事を書いた人
ESハック姉さん
就活生実態調査委員会所属
過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削
ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。
この記事を監修した人
高元弘樹
キャリアアドバイザー
10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。
オープンESにおける質問内容と文字の上限
オープンES(OpenES)は、企業が提供するエントリーシートの特定のスタイルで、企業に変わらず答える固定の設問と、企業ごとによって求められる設問があります。固定の設問の文字数は下記の通りです。(志望動機は企業によって求められる設問になります。)
趣味・特技:最大120文字
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容:最大250文字
自己PR:最大400文字
学生時代に最も打ち込んだこと:最大400文字
志望動機(*企業によって求められる*):400文字-800文字
オープンESでの文字数の基準:8割は最低ライン、9割以上が理想
オープンESの回答において、指定された文字数の8割以上を使用することが基本的なガイドラインとされています。さらに、理想的には指定文字数の9割以上を埋めることが望ましいと言われています。たとえば、文字数制限が120文字の場合、少なくとも96文字以上、理想的には108文字以上を目指すことが推奨されています。
8割以上、9割以上の文字数は下記の早見表を参考にしてください。
設問項目 | 上限文字数 | 8割以上文字数 | 9割以上文字数 |
---|---|---|---|
趣味・特技 | 120文字 | 96文字以上 | 108文字以上 |
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 | 250文字 | 200文字以上 | 225文字以上 |
自己PR | 400文字 | 320文字以上 | 360文字以上 |
学生時代に最も打ち込んだこと | 400文字 | 320文字以上 | 360文字以上 |
志望動機 (*企業によって求められる*) | 800文字 | 640文字以上 | 720文字以上 |
9割以上の文字数にするメリット
メリット①:詳細な情報を伝達できる
指定された文字数の大部分を使用することで、自分の経験や考えをより具体的に、詳しく伝えることができます。これにより、読者に強い印象を与えることが可能となります。
メリット②:熱意や意欲が伝わりやすい
文字数をほぼフルに使うことで、その企業や職種への強い興味や意欲が伝わります。一方、文字数が少なめの回答は、十分な準備や興味がないと受け取られるリスクがあります。
メリット③:他の就活生も9割以上の文字数で書いてくる
内定就活生は、文字数ギリギリの9割以上で書くことが多いです。そのため、9割以上で書くESが多い中で、少ない文字数では評価として不利になる可能性が高まるでしょう。
オープンESでの文字量を増加させるためのコツと具体例
コツ①:「です・ます」調にする
「です・ます」調を活用することで、「で・ある」調と比較して、文章の長さが伸びます。その際は、適切な範囲内で、自然な言い回しを目指しましょう。
例
「この商品は優れておりまする」という表現は、「この商品は優れています」という表現と比べて、より正式な印象を与えます。しかし、「でございます・まする」調を多用すると、文章が長くなることも。文章のバランスを取りながら、適切な言葉遣いを選びましょう。
コツ②:受動態にする
受動態を採用すると、文章が伸びる傾向があります。したがって、文字数を増やすために受動態を選ぶことが考えられます。しかし、文章が繁雑にならないように気をつけ、適切な範囲での表現を心掛けることが大切です。
例
「このプロジェクトは私たちによって推進されました」という受動態の表現は、「私たちがこのプロジェクトを推進しました」という主動的な表現よりも、少し長くなります。文字数を増やしたい場合には役立ちますが、冗長にならないよう注意が必要です。
コツ③:詳細で具体な情報を追加する
文字数を拡張したいとき、具体的なケースや詳細を取り入れることが効果的です。過去の体験や習得した技能に関する実際の話を取り入れることで、自分の強みをリアルに伝え、選考者に強い印象を与えることができます。ただ、内容が外れる情報を無闇に追加しないように注意しましょう。
例
「私はマーケティングの経験があります」という表現に、「特に昨年のキャンペーンでは、SNSを活用して20%の売上増を達成しました」という具体的な実績を追加することで、文章がリッチになり、選考者に強い印象を与えることができます。ただ、無関係な情報を追加すると、伝えたいポイントがぼやけるので注意が必要です。
オープンESの文字量を削減するためのコツと具体例
コツ①:「だ・である」調にする
「だ・である」の文体は、「です・ます」の文体と比較すると、文章がコンパクトで、ストレートな表現が特徴です。しかし、一部の企業では正式な文体を好む場合もあるので、その点を考慮することが大切です。
例
「この商品は便利だ」という表現は、「この商品は便利です」という表現よりもシンプルでストレートです。ただ、公式な場では後者の表現が好まれることもあるため、場面に応じて選ぶことが大切です。
コツ②:能動的にする
能動的な文構造を採用すると、文章がコンパクトになる傾向があります。受動的な文よりも能動的な文を選ぶことで、文章が明瞭になり、文字数も抑えられます。
例
「クライアントは受け入れた」という主動的な表現は、「クライアントに受け入れられた」という受動的な表現よりも明瞭で短いです。
コツ③:熟語の活用をする
熟語を活用することで、情報を効率的に伝えることができ、文字数も節約できます。ただ、熟語の過度な使用は、文章の理解を難しくする可能性があるので、バランスを取ることが重要です。
例
「手紙を書く」という表現を「文筆」という熟語で表すことで、情報を効率的に伝えることができます。ただし、過度に難しい熟語を使用すると、読者が混乱する可能性があるので注意が必要です。
コツ④:冗長表現や余計な修飾の排除をする
余分な修飾や冗長な表現を取り除くことで、文章を洗練させ、文字数を削減することができます。文章の核心をしっかりと捉え、余計な部分は排除することを心がけましょう。
例
「とても美味しいケーキ」という表現を「美味しいケーキ」とシンプルにすることで、文章を洗練させることができます。
コツ⑤:重要でない情報や繰り返しの情報の除去する
優先度の低い情報や同じ内容の繰り返しを取り除くことで、文章をシャープにし、文字数を節約することができます。伝えたい主要な内容に集中し、それ以外の情報は適切にカットしましょう。
例
「私は大学で経済学を学び、経済学に関する多くの知識を得た」という表現から「経済学に関する多くの知識」という部分を取り除くと、「私は大学で経済学を学びました」となり、シンプルになります。
コツ⑥:要点の明確化をする
自分の強みや経験の核心を明確にし、それを短く表現することで、文字数を節約することができます。具体的な実績や事例に注目し、その要点をしっかりと伝えることを意識しましょう。
例
「私は3年間の営業経験を持ち、その間に5つの大きなプロジェクトを成功させました」という表現を「3年の営業経験で5つのプロジェクトを成功させた」と短縮することで、要点を明確に伝えることができます。
内定者1,000人に、無料のES添削をしてくれる20のサービスから良かったものをアンケートで聞き、ランキング化しています。ぜひ「【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキング」を読んで、参考にしてみてください!
【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキング