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【マナー講師監修】OpenESの文字数の目安を採用担当者へインタビュー(自己PR等)

ESハック姉さん
ESハック姉さん

こんにちは!

就活生実態調査委員会ESハック姉さんです。

今回はES(エントリーシート)の文字数についての記事です。

オープンESの各設問、どのくらいの文字数で書けば良いんだろう…

文字数を増やしたいけど、どうしよう…

オープンESを実際書くにあたって、文字数の目安をどうしようか迷ってしまう方もいるでしょう。

今回、就活生実態調査委員会は、現役採用担当者へインタビューを行い、オープンESの文字割合を調査しました。また、内定者アンケートから、ES文字数を増やす、減らすのコツを集めました。

オープンESの文字数について気になる方は、ぜひ最後まで読みこんでください!

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オープンESの各設問のコツや例文

証明写真学歴趣味・特技学業、ゼミ、研究室で取り組んだ内容*人気)/自己PR*人気)/学生時代に最も打ち込んだこと*人気)/志望動機例文

攻略のコツ

写真のコツや例*人気)/文字数

知っておきたいオープンES事情

通過率*人気)/提出方法ダウンロード方法履歴書との違いオープンESのマイナビ版オープンESとは?

現役採用担当者調査概要

■インタビュー手法

就活生実態調査委員会と関わりのある企業の採用担当者へ、オンライン(Zoom等)、オフライン(座談会形式)でES提出についてインタビュー

■インタビュー対象者

現役採用担当者

■インタビュー期間

2023年4月

本調査について詳細は「現役採用担当者インタビュー、アンケートについて」をご確認ください。

現役採用担当者インタビュー、アンケートについて

この記事を監修した人

五十嵐 由美

マナー講師

マナー研修講師として、民間企業や官公庁などで100回近くセミナーを行う。主にビジネスマナーを担当。テレビでも、「就活マナー講座」や「グループディスカッション講座」等を担当。著者多数。

マナー講師五十嵐由美の自己紹介

この記事を書いた人

ESハック姉さん

就活生実態調査委員会所属

過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削

ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。

『ES完全ハック』編集長ESハック姉さんの自己紹介

この記事を監修した人

高元弘樹

キャリアアドバイザー

10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。

キャリアアドバイザー高元弘樹の自己紹介

オープンESにおける質問内容と文字の上限

オープンES(OpenES)は、企業が提供するエントリーシートの特定のスタイルで、企業に変わらず答える固定の設問と、企業ごとによって求められる設問があります。固定の設問の文字数は下記の通りです。(志望動機は企業によって求められる設問になります。)

趣味・特技:最大120文字

学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容:最大250文字

自己PR:最大400文字

学生時代に最も打ち込んだこと:最大400文字

志望動機(*企業によって求められる*):400文字-800文字

オープンESでの文字数の基準:8割は最低ライン、9割以上が理想

オープンESの回答において、指定された文字数の8割以上を使用することが基本的なガイドラインとされています。さらに、理想的には指定文字数の9割以上を埋めることが望ましいと言われています。たとえば、文字数制限が120文字の場合、少なくとも96文字以上、理想的には108文字以上を目指すことが推奨されています。

8割以上、9割以上の文字数は下記の早見表を参考にしてください。

設問項目上限文字数8割以上文字数9割以上文字数
趣味・特技120文字96文字以上108文字以上
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容250文字200文字以上225文字以上
自己PR400文字320文字以上360文字以上
学生時代に最も打ち込んだこと400文字320文字以上360文字以上
志望動機
(*企業によって求められる*)
800文字640文字以上720文字以上

9割以上の文字数にするメリット

メリット①:詳細な情報を伝達できる

指定された文字数の大部分を使用することで、自分の経験や考えをより具体的に、詳しく伝えることができます。これにより、読者に強い印象を与えることが可能となります。

メリット​​②:熱意や意欲が伝わりやすい

文字数をほぼフルに使うことで、その企業や職種への強い興味や意欲が伝わります。一方、文字数が少なめの回答は、十分な準備や興味がないと受け取られるリスクがあります。

メリット③:他の就活生も9割以上の文字数で書いてくる

内定就活生は、文字数ギリギリの9割以上で書くことが多いです。そのため、9割以上で書くESが多い中で、少ない文字数では評価として不利になる可能性が高まるでしょう。

オープンESでの文字量を増加させるためのコツと具体例

コツ①:「です・ます」調にする

「です・ます」調を活用することで、「で・ある」調と比較して、文章の長さが伸びます。その際は、適切な範囲内で、自然な言い回しを目指しましょう。

「この商品は優れておりまする」という表現は、「この商品は優れています」という表現と比べて、より正式な印象を与えます。しかし、「でございます・まする」調を多用すると、文章が長くなることも。文章のバランスを取りながら、適切な言葉遣いを選びましょう。

コツ②:受動態にする

受動態を採用すると、文章が伸びる傾向があります。したがって、文字数を増やすために受動態を選ぶことが考えられます。しかし、文章が繁雑にならないように気をつけ、適切な範囲での表現を心掛けることが大切です。

「このプロジェクトは私たちによって推進されました」という受動態の表現は、「私たちがこのプロジェクトを推進しました」という主動的な表現よりも、少し長くなります。文字数を増やしたい場合には役立ちますが、冗長にならないよう注意が必要です。

コツ③:詳細で具体な情報を追加する

文字数を拡張したいとき、具体的なケースや詳細を取り入れることが効果的です。過去の体験や習得した技能に関する実際の話を取り入れることで、自分の強みをリアルに伝え、選考者に強い印象を与えることができます。ただ、内容が外れる情報を無闇に追加しないように注意しましょう。

「私はマーケティングの経験があります」という表現に、「特に昨年のキャンペーンでは、SNSを活用して20%の売上増を達成しました」という具体的な実績を追加することで、文章がリッチになり、選考者に強い印象を与えることができます。ただ、無関係な情報を追加すると、伝えたいポイントがぼやけるので注意が必要です。

オープンESの文字量を削減するためのコツと具体例

コツ①:「だ・である」調にする

「だ・である」の文体は、「です・ます」の文体と比較すると、文章がコンパクトで、ストレートな表現が特徴です。しかし、一部の企業では正式な文体を好む場合もあるので、その点を考慮することが大切です。

「この商品は便利だ」という表現は、「この商品は便利です」という表現よりもシンプルでストレートです。ただ、公式な場では後者の表現が好まれることもあるため、場面に応じて選ぶことが大切です。

コツ②:能動的にする

能動的な文構造を採用すると、文章がコンパクトになる傾向があります。受動的な文よりも能動的な文を選ぶことで、文章が明瞭になり、文字数も抑えられます。

「クライアントは受け入れた」という主動的な表現は、「クライアントに受け入れられた」という受動的な表現よりも明瞭で短いです。

コツ③:熟語の活用をする

熟語を活用することで、情報を効率的に伝えることができ、文字数も節約できます。ただ、熟語の過度な使用は、文章の理解を難しくする可能性があるので、バランスを取ることが重要です。

「手紙を書く」という表現を「文筆」という熟語で表すことで、情報を効率的に伝えることができます。ただし、過度に難しい熟語を使用すると、読者が混乱する可能性があるので注意が必要です。

コツ④:冗長表現や余計な修飾の排除をする

余分な修飾や冗長な表現を取り除くことで、文章を洗練させ、文字数を削減することができます。文章の核心をしっかりと捉え、余計な部分は排除することを心がけましょう。

「とても美味しいケーキ」という表現を「美味しいケーキ」とシンプルにすることで、文章を洗練させることができます。

コツ⑤:重要でない情報や繰り返しの情報の除去する

優先度の低い情報や同じ内容の繰り返しを取り除くことで、文章をシャープにし、文字数を節約することができます。伝えたい主要な内容に集中し、それ以外の情報は適切にカットしましょう。

「私は大学で経済学を学び、経済学に関する多くの知識を得た」という表現から「経済学に関する多くの知識」という部分を取り除くと、「私は大学で経済学を学びました」となり、シンプルになります。

コツ⑥:要点の明確化をする

自分の強みや経験の核心を明確にし、それを短く表現することで、文字数を節約することができます。具体的な実績や事例に注目し、その要点をしっかりと伝えることを意識しましょう。

「私は3年間の営業経験を持ち、その間に5つの大きなプロジェクトを成功させました」という表現を「3年の営業経験で5つのプロジェクトを成功させた」と短縮することで、要点を明確に伝えることができます。

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