こんにちは!
就活生実態調査委員会のESハック姉さんです。
今回はオープンES(Open ES)の通過率についての記事です。
オープンES(Open ES)は落ちるのかな..
オープンES(Open ES)の平均的な通過率を知りたい…
上記のような悩みを持っている方への記事です。
今回、就活生実態調査委員会は、23卒、24卒内定者1,000人へアンケートを行い、オープンES(Open ES)で何社通過して、何社落ちたか、文系、理系、学部生、大学院生、業界別に集計しました。また現役採用担当者へインタビューを行いOpenES事情や、Open ESで落ちる特徴や確認すべきことを聞きました。
オープンES(Open ES)の通過率について気になる方は、ぜひご覧ください。
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攻略のコツ
知っておきたいオープンES事情
就活生1,000人アンケート調査概要
■アンケート手法
就活生実態調査委員会によりオンライン上でのアンケート、関連就活グループでの在籍学生へのアンケート等
■アンケート対象者
23卒,24卒就活内定者
■アンケート取得期間
2022年1月より、毎月アンケート聴取
本調査について詳細は「内定者アンケート、インタビューについて」をご確認ください。
内定者アンケート、インタビューについて現役採用担当者調査概要
■インタビュー手法
就活生実態調査委員会と関わりのある企業の採用担当者へ、オンライン(Zoom等)、オフライン(座談会形式)でES提出についてインタビュー
■インタビュー対象者
現役採用担当者
■インタビュー期間
2023年4月
本調査について詳細は「現役採用担当者インタビュー、アンケートについて」をご確認ください。
現役採用担当者インタビュー、アンケートについてこの記事を書いた人
ESハック姉さん
就活生実態調査委員会所属
過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削
ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。
この記事を監修した人
高元弘樹
キャリアアドバイザー
10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。
【内定者アンケート】オープンES(Open ES)の通過率(文系、理系、学部生、大学院生)
23卒,24卒の内定就活生1,000人を調査した結果、オープンES(Open ES)の通過率は、71.2%でした。学部生は61.2%、大学院生は70.1%、文系は73.8%、理系は72.5%という結果です。
オープンES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) | |
全体 | 71.20% |
学部生 | 61.29% |
大学院生 | 70.19% |
文系 | 73.83% |
理系 | 72.55% |
業界別にみると、メーカーは80.3%、金融はは60.43%、商社は69.25%、マスコミは71.92%、小売は64.84%、サービスは62.39%、IT、ソフトウェア、通信は66.74%、官公庁系ではOpenESの取り扱いはありませんでした。
業界 | オープンES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) |
メーカー | 80.34% |
金融 | 60.43% |
商社 | 69.25% |
マスコミ | 71.92% |
小売 | 64.84% |
サービス | 62.39% |
IT、ソフトウェア、通信 | 66.74% |
官公庁 | – |
【内定者アンケート】通常のESとオープンES(Open ES)の通過率の比較
通常のESの通過率と比較すると、オープンESの通過率はどうでしょうか?
23卒,24卒の内定就活生1000人へアンケートを行い、通常のES通過率とオープンESの通過率を比較したところ、オープンES(Open ES)の通過率は、+23.5%でした。学部生は+17.39%、大学院生は+20.89%、文系は+34.23%、理系は+19.25%という結果です。
オープンES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) | 全体のES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) | 差分 | |
全体 | 71.20% | 47.70% | 23.50% |
学部生 | 61.29% | 43.90% | 17.39% |
大学院生 | 70.19% | 49.30% | 20.89% |
文系 | 73.83% | 39.60% | 34.23% |
理系 | 72.55% | 53.30% | 19.25% |
業界別にみると、メーカーは+57.82%、金融はは+35.48%、商社は+5.9%、マスコミは+5.86%、小売は+5.77%、サービスは+39.76%、IT、ソフトウェア、通信はー9.3%でした。
オープンES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) | 全体のES通過率(2023年,2024年卒内定者からの推計) | 差分 | |
メーカー | 80.34% | 22.52% | 57.82% |
金融 | 60.43% | 24.95% | 35.48% |
商社 | 69.25% | 63.35% | 5.90% |
マスコミ | 71.92% | 66.06% | 5.86% |
小売 | 64.84% | 59.07% | 5.77% |
サービス | 62.39% | 22.63% | 39.76% |
IT、ソフトウェア、通信 | 66.74% | 76.04% | -9.30% |
官公庁 | – | 32.40% | – |
結果的として、全体的にオープンESのほうが通常のESより通過率が高いことが伺えます。
【人事インタビュー】オープンES(Open ES)の通過率が高いのはなぜ
現役採用担当者へインタビューを行い、なぜオープンESのほうが通過率が高いのかを聞き、整理しました。
オープンES(Open ES)の後に、選考用のESを用意している企業がある
会社によっては、オープンESの選考が終わったあとに、さらにオープンES内の企業個別質問ではなく、別途ES選考がある会社があります。そのため選考としてのESは会社内で行っているESで行い、オープンESはあくまでも履歴書や基本的な情報を集めるものとして位置付けているということです。こういった会社はオープンESで落とすのは学歴や基本情報で足切りラインにのっていない場合程度であり、通過率が高くなります。
少しでも多く応募が欲しい企業がオープンES(Open ES)を活用するケースがある
オープンES(Open ES)は一度作成したら、同じ内容を何度でも使いまわせるという就活生にとっての利便性があります。そのため、多少志望度が低い企業でも、OpenESを受け付けている場合、就活生が応募する可能性が高くなります。そのため大量採用や不人気のため、少しでも多く応募が欲しい企業にとってはオープンESを活用するケースがあり、結果として競争が低くなり平均的な通過率が高まるといった構造があると言えます。
【人事インタビュー】オープンES(Open ES)で落ちたESの特徴
内容が曖昧で具体性に欠ける
ESにおいては、あなた自身のスキルや経験を具体的に示すことが重要です。例えば、「リーダーシップ能力があります」とだけ書くのではなく、「大学の学生チームでのプロジェクトリーダーとして、メンバーのスケジューリングとタスク割り当てを行い、期限内にプロジェクトを成功させました」といった具体的な経験を書くことが求められます。具体的な経験を通じて、あなたのスキルや能力が実際にどのように役立つのかを示すことで、採用担当者にあなたの価値を理解してもらうことができます。
自己中心的な表現
自己PRは自分自身をアピールするためのものですが、それが企業のニーズや価値とどのように連携するかを示すことが重要です。たとえば、「私は新しい技術を学ぶことが大好きです」と書くのではなく、「私は新しい技術を学ぶことが大好きで、特にあなたの会社が取り組んでいるAI技術に興味があります。私のこのスキルは、新たな技術トレンドを追いつくことで、あなたの会社の開発チームに貢献することができると信じています」と書く方がより効果的です。これにより、あなたのスキルが企業のニーズとどのように一致するかを明確に示すことができます。
誤字脱字や日本語としておかしい点がある
ESはあなたの書面でのコミュニケーション能力を反映します。誤字脱字や文法の誤りは、その能力に疑問を持たれる可能性があります。たとえば、「私はチームワークを大切にしています」と書くべき場所で、「私はチームワクを大切にしています」と誤って書いてしまった場合、それはあなたの注意力やコミュニケーション能力に対する疑問を投げかける可能性があります。そのため、ESを提出する前には、何度も校正を行い、誤字脱字や文法の誤りがないことを確認することが重要です。
(個別質問において)企業への理解が浅い
ESで企業のビジョン、ミッション、製品、サービス、業界の動向などについて十分な理解を示すことが求められます。例えば、「あなたの会社が提供している製品やサービスが好きです」とだけ書くのではなく、「あなたの会社が提供するXX製品は、その革新的な特徴とユーザーフレンドリーなデザインで、業界のスタンダードを設定していると思います。私自身もその製品を使用しており、その製品がもたらす価値を理解しています。その製品開発に関与し、さらにその価値を広めることに興奮しています」と書くべきです。これにより、あなたがその企業の製品やサービスについて深く理解し、それに対する情熱を持っていることを示すことができます。
【人事インタビュー】オープンES(Open ES)で落ちた際に確認したいポイント
具体性と詳細かどうか
ESでは自身の経験やスキルを具体的に示すことが求められます。例えば、「私はチームリーダーとして優れた結果を出した」という曖昧な表現ではなく、「私は大学のプロジェクトでリーダーを務め、5人のチームメンバーをまとめて、期限内に目標を達成しました。その結果、プロジェクトは大学の賞を受賞しました」といった具体的な状況、行動、結果を詳細に記載することが重要です。
言葉の選び方と文体
ESはあなたのプロフェッショナルな書面でのコミュニケーション能力を評価するためのものです。誤字脱字や文法の誤りがないか再確認し、また、自分自身を適切に表現できているかを見直すことが必要です。例えば、「私は仕事をするとき、とても集中します」と書くのではなく、「私は仕事に取り組むとき、深い集中力を発揮し、複雑な問題を解決する能力があります」と書くことで、より具体的で印象的な表現になります。
「自己PR」や「学生時代に打ち込んだこと」でしっかりとアピールできるレベルで自己分析が足りているか
自己分析はES作成の重要な部分で、自分の強みや弱み、成長したい分野を的確に理解し、それを伝えることができるかを再確認することが必要です。例えば、自分が強くリーダーシップを発揮したエピソードを振り返り、その経験がどのように自分の強みやスキルを表しているか、またその経験から何を学んだかを詳細に分析することが有効です。
(個別質問において)企業研究をしっかり行う
ESでは、自分が求める企業の文化、ビジョン、ミッションについて十分に理解し、それを適切に反映できているかを再評価することが重要です。例えば、「あなたの会社が世界をより良くするための製品を提供しているから志望します」と書くのではなく、「あなたの会社が提供するエコフレンドリーな製品は、地球の持続可能性に対する私の情熱と一致しています。私は特にX製品が気候変動に対する解決策としてどのように機能するかに感銘を受けており、その製品開発に関わりたいと思っています」と具体的に書くべきです。
プロやOBからFBをもらう
自分だけでESを書き上げるのではなく、信頼できる人に読んでもらい、フィードバックを得ることも有用です。第三者の視点からの意見は、自分では気づかなかった視点や改善点を見つけるのに役立ちます。例えば、友人や家族、教師、キャリアカウンセラーなどにESを見てもらい、その内容が自分の経験やスキルを適切に反映しているか、また、企業のビジョンやミッションに適合しているかを確認してもらうと良いでしょう。
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オープンESの各設問のコツや例文
証明写真/学歴/趣味・特技/学業、ゼミ、研究室で取り組んだ内容(*人気)/自己PR(*人気)/学生時代に最も打ち込んだこと(*人気)/志望動機/例文
攻略のコツ
知っておきたいオープンES事情
オープンES(Open ES)の通過でよくある質問
- オープンESの通過率はどのくらいですか?
- 23卒,24卒の内定就活生1,000人を調査した結果、オープンES(Open ES)の通過率は、71.2%でした。学部生は61.2%、大学院生は70.1%、文系は73.8%、理系は72.5%という結果です。
- オープンESが不合格になったらどうすればいいですか?
- 不合格になった場合でも、それは次へのステップです。落ち込まずに、反省点を見つけ、改善策を考え、次に活かすことが大切です。具体的には、自己PRの具体性や詳細性、企業への理解の深さ、言葉遣いや文体、自己分析の深さなどを見直し、また信頼できる第三者からのフィードバックを求めると良いでしょう。
- オープンESの選考で最も重視されるポイントは何ですか?
- ES選考では以下の要素が重視されます:自己PRの具体性と詳細性、企業への理解の深さ、言葉遣いや文体、自己分析の深さ。これらの要素を踏まえて、自分のスキルや経験、企業への理解を適切に表現することが求められます。
- オープンESは何度も修正して良いですか?
- はい、良いESを作成するためには、何度も修正と再校正を行うことが一般的です。また、他の人に読んでもらい、フィードバックを得ることも重要です。これにより、自分では気づかなかった視点や改善点を見つけることができます。
- オープンESは自分の経験だけを書くべきですか?
- 自分の経験は重要な要素ですが、それだけではありません。自己PRとともに、自分がその企業でどのように貢献できるか、その企業のビジョンやミッションにどのように一致しているかなども考慮に入れるべきです。