こんにちは!
就活生実態調査委員会のESハック姉さんです。
今回はES(エントリーシート)を郵送する際の送付状(添え状)についての記事です。
ESを郵送で送る際の送付状ってどうしたら良いんだろう…
送付状のテンプレートが欲しい…
絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい…
今回、就活生実態調査委員会は、マナー講師監修のもと、ESを郵送する際の送付状(添え状)をテンプレート化しました。また本記事で、送付状の意味であったり、選考での重要度、マナーや注意点、ポイントも徹底解説します。
ESを郵送する際の、送付状(添え状)について知りたい方は、ぜひ最後まで読みこんでください!
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【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキングこの記事を書いた人
ESハック姉さん
就活生実態調査委員会所属
過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削
ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。
この記事を監修した人
五十嵐 由美
マナー講師
マナー研修講師として、民間企業や官公庁などで100回近くセミナーを行う。主にビジネスマナーを担当。テレビでも、「就活マナー講座」や「グループディスカッション講座」等を担当。著者多数。
目次 非表示
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)とは?
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)は必要?
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)がいらない場合は?
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)は合否に影響するのか?
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートダウンロード
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートの正式な書き方:横書き/PC版
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)を書く際のマナー/ポイント/注意点
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートの正式な書き方:縦書き/手書き版
- ES(エントリーシート)の送付状(添え状)を「郵送/送付」する際のポイント、注意点
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)とは?
送付状とは、書類の郵送時に添えられる挨拶の手紙で、「添え状」や「カバーレター」とも呼ばれます。ビジネスでは、相手に何かを送る際に送付状を付けるのが一般的です。主な目的は郵送時の挨拶であり、書類を直接渡す際の口頭挨拶の代わりとなります。送付状は応募書類には必須ではありませんが、挨拶がないまま重要書類を送ることは、ビジネスマナーに欠けるとされます。
送付状には、送り主・目的・内容・数量を伝える役割もあります。採用担当者は多くの郵送物を受け取り、送付状があると内容がすぐ分かります。配慮の意味で、送付状を同封することが重要です。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)は必要?
エントリーシートの送付状(添え状)が必要かどうかは、応募先企業の指示によります。企業によっては、送付状が明示的に求められている場合もあれば、必要とされていない場合もあります。
送付状が必要とされていない場合でも、添付することで、企業側にビジネスマナーが守れているという観点で、好印象を与えることができます。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)がいらない場合は?
エントリーシートの送付状(添え状)がいらない場合の一つとして、「直接書類を持参する場合」があります。企業の指示によっては、エントリーシートや履歴書などの書類を面接や説明会の際に直接持参するよう求められる際は、送付状(添え状)は必要ありません。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)は合否に影響するのか?
エントリーシートの送付状(添え状)が合否に影響するかどうかは、応募先企業やその評価基準によります。送付状は、自己紹介や志望動機の簡潔な説明を記載し、企業側に好印象を与えるためのツールとして機能します。そのため、送付状が適切に作成されているかどうかは、企業側の評価に一定の影響を与える可能性があります。
しかし、一般的には、エントリーシートや履歴書、面接などの方が、合否判断の大部分を占めるとされています。送付状は、これらの書類や面接に比べると評価の割合が少ないことが多いです。
それでも、送付状は企業への第一印象を与える大切なツールであるため、丁寧に作成し、適切なマナーで提出することが重要です。良い送付状が、企業側に自分の意気込みや熱意を伝えるきっかけとなり、選考過程でプラスの評価につながることがあります。
結論として、送付状は合否に直接的な影響は少ないものの、好印象を与えるための重要なツールです。適切なマナーで作成・提出し、企業側に良い印象を与えるよう心掛けましょう。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートダウンロード
送付状(添え状)の横書き/PCで記載する際のテンプレート
送付状(添え状)の縦書き/手書きで記載する際のテンプレート
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートの正式な書き方:横書き/PC版
日付
送付状を作成・送信する日付を記載します。日付は、一般的な書式(例:2023年5月3日)で記載してください。
宛名(送付先)
送付先の企業名、部門名、担当者名(あれば)を記載します。担当者名が分からない場合は、「採用担当者様」などの一般的な敬称を使用します。
差出人
自分の氏名(フリガナ)、住所、電話番号、メールアドレスを記載します。これにより、企業側が連絡先を把握できるようになります。
タイトル
送付状の目的を簡潔に表すタイトルを記載します。例えば、「選考応募書類の送付につきまして」「エントリーシートの送付」など、具体的でわかりやすいタイトルを選びましょう。
頭語
手紙の冒頭に用いられる敬意を表す言葉です。「拝啓」が一般的です。
時候の挨拶
季節に応じた挨拶を記載します。これにより、丁寧さやマナーを示すことができます。「時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます」など定型化されたものを使用するのがオススメ。
本文
送付する書類(エントリーシート)に言及し、企業側に確認してもらうようお願いします。
結語
手紙の結びの言葉です。一般的には、「敬具」を使用します。
記書き
送付する書類(エントリーシート)を明示するために、「エントリーシート 1部」と記載します。企業が要求するその他の書類がある場合は、それらも記載してください。
以上
送付状の終わりを示す言葉です。特に表記する必要はありませんが、もし表記する場合は、「以上」を使用します。
送付状(添え状)の横書き/PCで記載する際のテンプレート
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)を書く際のマナー/ポイント/注意点
誤字脱字
送付状に誤字脱字があると、不注意や不誠実な印象を与えます。必ず確認し、正確な表現になるよう注意してください。
自己PR等は書かない
送付状はあくまでエントリーシートや履歴書を送る際の付随文書です。自己PRや詳細な経歴はエントリーシートや履歴書で伝えるべき内容です。
色や柄のある用紙は使わない
ビジネス文書として、無地の白い用紙を使用してください。色や柄のある用紙は、非常識と受け取られることがあります。
希望の条件は書かない
送付状では、希望する条件(給与、勤務地など)は記載しないでください。面接や採用選考の過程で伝えるべき内容です。
基本的には明朝体を用いる
PCで作成する場合、明朝体などの読みやすいフォントを使用してください。手書きの場合は、きれいな字で丁寧に書くことが重要です。
Windowsの場合は、MS明朝、Macはヒラギノ明朝がビジネス文書として基本になります。
ゴシック体で記載する場合は、Windowsはメイリオ、Macはヒラギノ角ゴが良いとされています。
「御中」と「様」の使い分け方
宛名が企業名の場合、「御中」を使用し、宛名が個人名の場合は「様」を使用します。
■企業や部門宛てに送る際は、「御中」を使用する
(例)
ESハック株式会社 商事部門
人事課 新卒採用担当 御中
■個人宛てに送る場合は、「様」を使用する
(例)
ESハック株式会社 商事部門
人事課 新卒採用担当 就活 太郎様
■担当者の名前が不明な場合、「○○ご担当者様」でも良い
(例)
ESハック株式会社 商事部門
人事課 新卒採用担当者様
頭語/結語をつける
ビジネス文書では、「拝啓」と「敬具」が一般的に使われる頭語と結語です。「前略」と「早々」は、時候の挨拶を省いて急ぎの用件を伝える意味があり、このケースには適さない。
時候のあいさつ
「拝啓」の後には、時候の挨拶を記載します。ビジネスレターでは、季節を問わず使用できる挨拶文が多く使われます。
例「貴社がますます繁栄されることを心よりお祝い申し上げます。」
季語を使用する際は、下記を参照。
【1月】
- 上旬:新春の候、初春の候
- 中旬:寒風の候、寒中の候
- 下旬:厳寒の候、大寒の候
【2月】
- 上旬:晩冬の候、立春の候
- 中旬:余寒の候、梅花の候
- 下旬:春寒の候、向春の候
【3月】
- 上旬:早春の候、浅春の候
- 中旬:仲春の候、春色の候
- 下旬:春分の候、春暖の候
【4月】
- 上旬:陽春の候、桜花の候
- 中旬:陽春の候、春風の候
- 下旬:春陽の候、晩春の候
【5月】
- 上旬:新緑の候、立夏の候
- 中旬:新緑の候、薫風の候
- 下旬:薫風の候、青葉の候
【6月】
- 上旬:初夏の候、青葉の候
- 中旬:深緑の候、向暑の候
- 下旬:梅雨の候、向暑の候
【7月】
- 上旬:盛夏の候、小暑の候
- 中旬:盛夏の候、暑中の候
- 下旬:盛夏の候、大暑の候
【8月】
- 上旬:立秋の候、晩夏の候
- 中旬:残暑の候、晩夏の候
- 下旬:残暑の候、秋暑の候
【9月】
- 上旬:初秋の候、新涼の候
- 中旬:爽秋の候、涼風の候
- 下旬:秋涼の候、秋色の候
【10月】
- 上旬:秋色の候、秋晴の候
- 中旬:秋麗の候、紅葉の候
- 下旬:秋冷の候、紅葉の候
【11月】
- 上旬:晩秋の候、紅葉の候
- 中旬:落葉の候、向寒の候
- 下旬:霜秋の候、向寒の候
【12月】
- 上旬:初冬の候、師走の候
- 中旬:師走の候、寒冷の候
- 下旬:寒冷の候、歳末の候
用件をつける
送付状の目的や送付する書類(エントリーシート等)について言及し、企業側に確認してもらうようお願いします。簡潔でわかりやすい表現を心掛けましょう。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)のテンプレートの正式な書き方:縦書き/手書き版
前文
手紙の冒頭で、敬意を表す挨拶や時候の挨拶、感謝の言葉を記載します。「拝啓」や「時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます」などの定型表現を使用し、丁寧さを示します。
本文
送付する書類(エントリーシート)に言及し、企業側に確認してもらうようお願いします。
送付書類の一覧
送付する書類(エントリーシート等)を明示します。企業が要求するその他の書類がある場合は、それらもリストアップしてください。これにより、企業側が受け取った書類の確認が容易になります。
結語
手紙の結びの言葉で、敬意を表します。「何卒、ご査収くださいますようお願い申し上げます」や「敬具」などの定型表現を用いて、丁寧に締めくくります。
日付
送付状を作成・送信する日付を記載します。日付は、一般的な書式(例:令和5年5月3日)で記載してください。
差出人
自分の氏名(フリガナ)、住所、電話番号、メールアドレスを記載します。これにより、企業側が連絡先を把握できるようになります。
宛名
送付先の企業名、部門名、担当者名(あれば)を記載します。担当者名が分からない場合は、「採用担当者様」などの一般的な敬称を使用します。
送付状(添え状)の縦書き/手書きで記載する際のテンプレート
縦書き・手書き版の送付状では、マナーに配慮して丁寧な筆記具(例:黒のボールペン)を使用し、きれいな字で書くことが重要です。
ES(エントリーシート)の送付状(添え状)を「郵送/送付」する際のポイント、注意点
準備するもの
送付状以外の必要書類(エントリーシート、履歴書など)、A4サイズの白い封筒(角2サイズ)、新品のクリアファイル、切手を用意します。
封筒は角2サイズ
角2サイズの封筒を使用し、書類が折れないようにして郵送します。
書類はクリアファイルに入れる
書類をクリアファイルに入れて、汚れや破損を防ぎます。
書類の順序は送付状から
封筒に入れる書類の順番は、送付状、履歴書、エントリーシート、その他必要書類の順にします。
封筒表面への「応募書類在中」の記載
封筒の表面には、「応募書類在中」と明記します。これにより、企業側が書類の内容を把握しやすくなります。
送付先の正式名称
封筒の表面には、送付先の企業名、部門名、担当者名(あれば)を正式名称で記載します。
封筒裏面への記載
封筒の裏面には、「封」の字を記載し、郵送物であることを明示します。
郵送方法
普通郵便で郵送します。ただし、締め切りが迫っている場合は、速達郵便を検討しましょう。
切手の金額は誤りなく
切手は金額が不足しないように貼り、郵便料金が正確に支払われるようにします。
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