エントリーシートの提出時期は早い方が良いの?期限ギリギリは内定でない!?【現役採用担当者30人へインタビュー!】

今回はES(エントリーシート)でエントリーシートの締切で迷っている方やギリギリになってしまって困っている方への記事です。

ESの提出についてこういった悩みをお持ちではないのでしょうか?

ESの提出は早い方が良いのか気になる…

ES提出がギリギリになってしまいそう、どうしよう…

絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい..

.ESの提出が遅いと選考で不利になるのではと不安になる方もいらっしゃるでしょう。

今回、就活生実態調査委員会は、現役採用担当者30人へインタビューを行いました。

現役採用担当者30人へのインタビューからのES提出が早いと選考が有利になるのか、ESの提出がギリギリで間に合わない場合の対処法があるのか?どうすると早く提出できるのかについて徹底解説します。

ESの提出や期限について悩んでいる就活生は、ぜひ最後まで読みこんでください!

インタビューの様子

現役採用担当者調査概要

■インタビュー手法

就活生実態調査委員会と関わりのある企業の採用担当者へ、オンライン(Zoom等)、オフライン(座談会形式)でES提出についてインタビュー

■インタビュー対象者

現役採用担当者

■インタビュー期間

2023年4月

本調査について詳細は「現役採用担当者インタビュー、アンケートについて」をご確認ください。

現役採用担当者インタビュー、アンケートについて

この記事を書いた人

ESハック姉さん

就活生実態調査委員会所属

過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削

ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。

『ES完全ハック』編集長ESハック姉さんの自己紹介

この記事を監修した人

高元弘樹

キャリアアドバイザー

10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。

キャリアアドバイザー高元弘樹の自己紹介

目次 非表示

エントリーシート(ES)の提出は早い方が有利かどうか?採用担当者30人の答えは?

現役採用担当者の方30人へインタビューを行い、ES(エントリーシート)の提出が早いと有利になるか回答をもらいました。

結果としては、「有利になる」が6名、「有利になることはない」が24人でした。

実際に有利になる理由、ならない理由を聞いてみました。

ESを早く提出したほうが有利になると回答した採用担当者の意見

食品メーカー
採用担当者
食品メーカー 採用担当者

応募者の方がESを早く提出することは、選考に有利になることがあります。ESを提出する期限が近づくにつれて、応募者の数が増えて競争率が高くなるため、早めに提出した方が採用につながる可能性が高くなります。また、早く提出した場合、採用担当者はESをより丁寧に読むことができるため、自己PRをより効果的に伝えることができます。

ITソフト
採用担当者
ITソフト 採用担当者

応募者が早めにESを提出すると、企業側もスケジュールを組みやすくなります。また、応募者自身も採用プロセスを早めに進めることができ、内定を早くもらう可能性が高くなります。そのため、ESは早めに提出することが有利だと考えられます。

科学メーカー
採用担当者
科学メーカー 採用担当者

一般的に、応募書類が殺到する締め切り直前になると、選考委員の時間的余裕がなくなることがあります。そのため、ESを早く提出することで、選考委員がじっくりと時間をかけて読むことができる可能性が高くなります。

証券会社
採用担当者
証券会社 採用担当者

早期提出で選考に優先的に進める可能性があります。応募者が多い企業では、選考が開始される前に早く提出したESから先に選考を進めることがあるため、早期提出は選考に有利な要素となります。

小売
採用担当者
小売 採用担当者

応募者の方がESを早く提出することは、選考に有利になることがあります。ESを提出する期限が近づくにつれて、応募者の数が増えて競争率が高くなるため、早めに提出した方が採用につながる可能性が高くなります。また、早く提出した場合、採用担当者はESをより丁寧に読むことができるため、自己PRをより効果的に伝えることができます。

ESを早く提出しても有利にはならないと回答した採用担当者の意見

生命保険
採用担当者
生命保険 採用担当者

ESを早めに提出しても、内容が不十分であれば、採用に進めることができません。そのため、ESは提出時期よりも、自己アピールや自分の強みを明確に伝えることが重要です。提出期限が迫っている場合でも、丁寧に書類を作成し、自分の価値を伝えることが大切です。

マスコミ
採用担当者
マスコミ 採用担当者

弊社の選考プロセスでは、ESの提出日時は採用に影響を与えません。私たちは、応募者の方がよりよく自分自身を表現できるよう、ゆっくりと時間をかけてESを作成していただくことをお勧めしています。提出が早いからといって、採用の優先度が高まることはありません。私たちは、応募者の方が自分のスケジュールに合わせてESを提出できるよう、柔軟に対応しています。

コンサルティング採用担当者
コンサルティング採用担当者

弊社では、ES提出期限までにESを提出した方が優先的に選考対象となります。提出が早いことで、応募者の方が意欲的であることを示すことができます。ただし、提出日時だけでなく、ESの内容や質も重要な選考基準の一つです。ESを早く提出することは、選考のスタートラインに立つための条件の一つであるといえます。

広告代理店
採用担当者
広告代理店 採用担当者

ESの提出は締切までに行えばよいため、早く提出しても選考に有利になるわけではありません。むしろ、応募期間中にしっかりと自己PRを練り、時間をかけて作り上げたESの提出を心がけましょう。急いで作成したESは、内容が不十分だったり、熟考されていなかったりする場合があるため、締切前に余裕を持って提出することが重要です。

総合商社
採用担当者
総合商社 採用担当者

ESの提出日が早いか遅いかによって、他の応募者との比較にどのような影響があるかは限定的です。選考では、ESの内容や応募者の経歴・スキルに対する評価が中心となります。早い提出によって明確なアドバンテージが得られるわけではありません。

採用担当者へのインタビューから分かったES(エントリーシート)をギリギリに提出すると危険な可能性5つの理由

ES(エントリーシート)をギリギリに提出すると損をする可能性が5つあります。

理由1:選考が始まる順番はES提出順だから

多くの企業では、ESの提出順に従って選考が進められる傾向があります。つまり、ESを早く提出した応募者が先に選考を受けることになります。そのため、ESを遅く提出した場合、選考のスタートラインから遅れることになり、不利になる可能性があります。

理由2:しっかり読まれない可能性があるから

採用担当者は応募者が提出したESを読み、評価しています。しかし、応募者が提出期限ギリギリにESを提出した場合、その応募者のESが他の応募者のESよりも後に読まれる可能性があります。その結果、採用担当者が疲れている時間帯に読まれ、見落とされてしまう可能性があります。

理由3:合否を迷った場合に落とされやすくなるから

採用担当者がESを評価するとき、合格と落選の判断を下すことがあります。ESの提出期限ギリギリに提出されたESは、他の応募者のESと比べて十分に検討されず、採用担当者が迷うことが多いとされています。そのため、採用担当者が迷った場合、ESの提出期限ギリギリに提出された応募者は、他の応募者よりも落とされやすくなる可能性があります。

理由4:通信トラブルが起こった際に提出期限をすぎてしまうかもしれないから。

ESを提出する際には、インターネット環境が必要です。しかし、提出期限ギリギリになると、多くの応募者が同時にESを提出しようとするため、サーバーが混雑して通信トラブルが発生する可能性があります。通信トラブルが起こった場合、ESを提出できなくなってしまい、不利になる可能性があります。

理由5:WEBテストの締め切りに間に合わなくなるから

ES提出期限が迫っているときに、応募者はWEBテストを受けることがあります。しかし、ES提出期限ギリギリにESを提出してしまうと、WEBテストの締め切りに間に合わない可能性があります。

ES(エントリーシート)提出がギリギリになった際の3つの対処法

ES(エントリーシート)の提出がギリギリになった際の対応をお伝えします。

対処法1:似たような質問は過去の回答内容を使い回す

本来はその会社に合わせて質問の回答内容を作成すべきです。ただ時間がない際には使い回すことをおすすめします。

複数の企業に応募する場合、似たような質問が出題されることがあります。そのため、似たような質問には同じ回答を使い回すことで、作成時間の短縮につながります。

対処法2:速達で郵送する

エントリーシートを郵送する場合は、速達で送ることで、郵送の遅れによる不利益を避けることができます。また、受け取りの確認を電話やメールで行うことも大切です。

対処法3:(遅れた場合)企業に電話またはメールをする

エントリーシートを提出するのが遅れた、または期限が過ぎてしまった場合、企業に電話またはメールで問い合わせをして遅れる理由や事業を説明し理解してもらうのも1つの手です。必ずしも提出OKになるわけではないですが、企業によっては提出を認めてもらう場合があります。

ES(エントリーシート)を期限に余裕を持って提出するコツ

ES(エントリーシート)の提出を余裕を持って提出できるコツをお伝えします。

コツ1:期限を事前に確認する

企業のウェブサイトや採用情報サイト、ESフォーム内に提出期限が記載されていますので、必ず事前に確認しましょう。また、提出期限が締め切りの時間帯や曜日によって異なる場合があるため、注意が必要です。

コツ2:質問事項を事前に確認しておく

ESは過去と同じ質問内容がされう場合があります。ESを集めているサイトへ訪れ、選考が始まる前に、これらの質問事項を確認し、自分なりの回答を用意しておくことで、期限に余裕を持って提出することができます。

コツ3:頻出項目をあらかじめ考えておく

エントリーシートには、応募者の志望動機や自己PR、強み・弱みなどの項目が頻出します。これらの項目はあらかじめ考えておくことで、作成の効率化やクオリティの向上につながります。

コツ4:余裕をもったスケジュールを立てる

提出期限直前になってから回答を始めたり、提出の準備を急いだりすると、ミスをしてしまう可能性があります。余裕を持ったスケジュールを立て、期限に余裕を持って提出するようにしましょう。

コツ5:バックアップを取っておく

ES回答内容や書類の保存先を定期的にバックアップしておくことで、データの紛失や書類の破損などによって提出期限までに提出できなくなるリスクを減らすことができます。

エントリーシートはなるべく早い時期に提出しよう

今回は、現役採用担当者30人へのインタビューからのES提出が早いと選考が有利になるのか、ESの提出がギリギリで間に合わない場合の対処法があるのか?どうすると早く提出できるのかを解説しました。

ESを提出するのが早いから選考が有利になることはないという回答が多かったですが、それでも不足のトラブルへの対応や企業によっては有利になるというところで、なるべく早い時期にESは提出するようにしましょう。

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