【チェックリストと実例!】ES(エントリーシート)や履歴書を封筒で郵送する際に気を付ける/マナー17

ESハック姉さん
ESハック姉さん

こんにちは!

就活生実態調査委員会ESハック姉さんです。

今回はES(エントリーシート)について基礎から知りたい方や履歴書との違いについて詳しく知りたい方への記事です。

ESや履歴書の郵送についてこういった悩みをお持ちではないのでしょうか?

ESや履歴書を郵送する必要があり、どうしよう…

郵送の基本的なビジネスマナーがわかっていない…

絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい…

今回、就活生実態調査委員会は、ES(エントリーシート)や履歴書の郵送との違いや注意点について徹底解説します。

ES(エントリーシート)や履歴書の郵送についてしっかり知りたい就活生は、ぜひ最後まで読みこんでください!

この記事を書いた人

ESハック姉さん

就活生実態調査委員会所属

過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削

ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。

『ES完全ハック』編集長ESハック姉さんの自己紹介

この記事を監修した人

高元弘樹

キャリアアドバイザー

10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。

キャリアアドバイザー高元弘樹の自己紹介

この記事を監修した人

五十嵐 由美

マナー講師

マナー研修講師として、民間企業や官公庁などで100回近くセミナーを行う。主にビジネスマナーを担当。テレビでも、「就活マナー講座」や「グループディスカッション講座」等を担当。著者多数。

マナー講師五十嵐由美の自己紹介

ESや履歴書を郵送する際に用意するもの

履歴書やエントリーシート(ES)を郵送する際には、以下のものを用意しましょう。

(1) 履歴書およびエントリーシート

応募先企業の求める形式で、用意しましょう。エントリーシートは企業側で用意されているケースが多いです。また、必要に応じて写真も用意しましょう。

(2)ボールペン

ES(エントリーシート)や履歴書に記入する場合に必要です。

(3)サインペン 

封筒に宛名等を記入する場合に必要です。

(4)両面テープ

封筒を閉じる際に必要です。

(5) 封筒

郵送に適したサイズの封筒を用意しましょう。

(6) 切手

郵送物の距離に応じた切手を用意しましょう。

(7) 宛名ラベル(*手書きで記入する場合は必要ない)

郵送先の企業名や担当者名、住所を記入した宛名ラベルを用意しましょう。また、自分の住所と氏名も同様にラベルに記入しておくと便利です。

【実例】郵送する際の封筒の書き方(表面、裏面)

表面の書き方

封筒の表面には、以下の情報を記載します。

(1) 宛先企業の郵便番号

(2) 宛先企業の住所

正確な住所を記載しましょう。

(3) 宛先企業名および担当者名

企業名の下に、担当者名を記載します。応募要項に特定の担当者名が記載されていれば、それに従いましょう。

(4) 切手

封筒の左上に、切手を貼り付けます。

(5) 応募書類在中

応募書類在中と左下へ入れます。

裏面の書き方

封筒の裏面には、以下の情報を記載します。

(1) 送付日付

(2) 自分の住所

郵便番号を含め、正確な住所を記載しましょう。

(3) 自分の大学

(4) 自分の氏名

フルネームを記載し、わかりやすくするためにフリガナも併記しておくと良いでしょう。

ESや履歴書を郵送する際のチェックシート

履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に、以下の項目をチェックすることが重要です。

実際に送付する際に、チェックシートとしてお使いください。

ESや履歴書の郵送チェックシート

送付先に関するチェック項目
会社名・部署名・役職名が正確に書かれているか
郵便番号・住所が正確に書かれているか
宛名が正確に書かれているか
郵便番号・住所・宛名が読みやすい文字で書かれているか
郵便番号が誤っていないか(郵便番号検索サイトで確認)
書類に関するチェック項目
履歴書やエントリーシートに必要事項が全て記載されているか
履歴書やエントリーシートの書類、その他必要な資料が入っているか
書類が破れたり、汚れていないか
必要ならば添え状が入っているか
封筒に関するチェック項目
ノリやテープが正しく貼られているか
封筒のサイズが郵便料金に適しているか(規定のサイズを守っているか)
切手が貼られているか(郵便料金に足りているか)

よくある17の質問と答え

履歴書やエントリーシートを送る際の封筒のサイズはどれがいい?
履歴書やエントリーシートを送る際の封筒のサイズは、A4サイズに対応した大きさのものを使うのが一般的です。A4サイズに対応した封筒は、一般的に縦が22cm、横が31.5cmの大きさになっています。このサイズの封筒を使うことで、履歴書やエントリーシートを折らずに送ることができ、見た目もきちんとした印象を与えることができます。

ただし、企業によっては、提出書類に対応した専用の封筒を用意している場合があります。その場合は、指定された封筒を使用するようにしましょう。また、企業から明確な指示がない場合でも、履歴書やエントリーシートの提出方法については企業のウェブサイトや採用担当者に問い合わせて確認するようにしましょう。
履歴書やエントリーシートを書く際にペンはなにを使えばいいの?
履歴書やエントリーシートを送る際にペンを選ぶ際には、黒色のボールペンを使うことをおすすめします。黒色は、清潔感や正確さをイメージさせる色とされており、ビジネス文書に適した色とされています。また、ボールペンはインクが滲まりにくく、書きやすく、文書の美しさを保つことができます。特に、万年筆などのインクが滲みやすい筆記具は避けるようにしましょう。
郵送の封筒の際にはボールペンとサインペンのどちらが良いのか?
履歴書やエントリーシートの郵送において、封筒に記入する際に適切な筆記具を選ぶことは重要です。筆記具の選び方が適切であれば、企業への印象も良くなります。以下に、ボールペンとサインペンの利点と欠点を示し、どちらが適切かを検討します。

(1) ボールペン
ボールペンは、手軽で使いやすい筆記具であり、多くの人が普段使っています。書きやすさと、インクの乾きが早いという特徴があります。しかし、ボールペンで書いた文字は細いため、封筒の表面にはっきりと表示されないことがあります。また、インクの色が薄い場合や、押し付ける力が弱いと、見づらい文字になることがあります。

(2) サインペン
サインペンは、太くて鮮明な文字が書けるため、封筒に記入する際に適しています。また、多くのサインペンには耐水性があり、雨などでインクが滲む心配が少ないです。ただし、インクが乾くまでに時間がかかることがあるため、注意が必要です。

総合的に考えると、サインペンが封筒に記入する際の適切な筆記具と言えます。太くて鮮明な文字が書け、耐水性があることから、履歴書やエントリーシートを送る際に好印象を与えることができます。ただし、インクが乾くまでに注意し、手元が滲まないように扱いましょう。
履歴書やエントリーシートを送る際に住所は都道府県を省略してもいいの?
履歴書やエントリーシートには、住所についての記載が必要ですが、都道府県を省略することはできます。ただし、極力詳細に住所を記載することが望ましいです。特に、応募先が遠方の場合は、正確な住所が必要となるため、省略することは避けるべきです。また、住所を省略する場合には、都道府県を略さずに市区町村まで書くことが一般的です。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に住所の数字は漢数字? 算用数字?
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に住所の数字は算用数字を使うのが一般的です。漢数字を使うと、配送時に数字が読み取りづらくなってしまう可能性があります。また、郵便番号も算用数字で記載するようにしましょう。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に「〇丁目◯番地◯号地」という書き方と、「◯―◯―◯」という書き方、どっちが正しい?
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際には、「〇丁目◯番地◯号」のように書くことが一般的です。これは、日本郵便の郵便番号システムに合わせた住所の書き方であり、正式な住所表記となっています。一方、「◯―◯―◯」のようにハイフンで区切って書くのは、住所を記述する際には誤りとされています。したがって、「〇丁目◯番地◯号」の書き方に従うことが望ましいです。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に「行」「宛」とすでに書いてあるけど、どうしよう?
「行」と「宛」がすでに印刷された封筒を使う場合、そのまま利用して問題ありません。しかし、手書きの場合は、「行」は必ず書く必要がありますが、「宛」は省略することができます。

手書きの場合、「行」は郵便番号と住所を書く欄の上部に、「宛」は郵便番号と住所を書く欄の左上に書きます。ただし、「行」の位置については、郵便局や宛先企業が指定している場合がありますので、注意が必要です。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に「応募書類在中」は周りを囲まなくていいの?
「行」と「宛」がすでに印刷された封筒を使う場合、そのまま利用して問題ありません。しかし、手書きの場合は、「行」は必ず書く必要がありますが、「宛」は省略することができます。

手書きの場合、「行」は郵便番号と住所を書く欄の上部に、「宛」は郵便番号と住所を書く欄の左上に書きます。ただし、「行」の位置については、郵便局や宛先企業が指定している場合がありますので、注意が必要です。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に「応募書類在中」は周りを囲まなくていいの?
「応募書類在中」は、履歴書やエントリーシートを封筒に入れた際に、封筒の表面に書く文言です。この場合、周りを囲まずに、そのまま文字だけ書くのが一般的な書き方です。ただし、周りを囲んで書くことが特別なルールであるわけではないため、自分が見やすく・わかりやすく書ける方法を採用すると良いでしょう。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に書類はクリアファイルに入れるべき?
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際、クリアファイルに入れるかどうかは企業によって異なります。応募要項や企業のウェブサイトなどで指定がある場合は、指示通りに送付することをおすすめします。指定がない場合は、クリアファイルに入れる必要はありませんが、書類が潰れたり汚れたりしないように、しっかりとした封筒に入れるようにしましょう。また、クリアファイルに入れる場合は、ファイルの上部にホッチキスで留めるなど、書類が動かないように固定することが大切です。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に封をするときはノリ?テープ?
履歴書やエントリーシートを郵送する際には、封筒の封の方法も重要です。適切な封の方法を取ることで、書類が破損するリスクを減らし、企業への印象も良くなります。

(1) 両面テープ
封筒の開口部分に両面テープを貼り、上から押さえて封をする方法です。両面テープは、接着力が強く、しっかりと封をすることができます。また、開封時に封筒が破れにくいため、企業側が書類を取り出しやすくなります。ただし、両面テープを使用する際には、端から端までしっかりと貼り付けることが重要です。

(2) シール式の封筒
シール式の封筒は、封筒の開口部分にあらかじめ接着剤が塗布されており、シールを剥がして封をすることができます。これにより、簡単かつ綺麗に封筒を閉じることができます。ただし、封筒の種類によっては、シール部分が粘着力が弱い場合があるため、確認してから使用しましょう。

(3) セロファンテープ
封筒の開口部分にセロファンテープを貼って封をする方法です。ただし、テープの端が剥がれやすい場合があり、開封時に破れやすくなることがあるため、注意が必要です。また、見た目があまり美しくないと感じる場合もあるため、企業への印象を考慮する必要があります。

(4)のり(糊)
「のり」を使用する方法です。こちらはのりがはみ出たり、接着が弱い場合があります。 

総合的に見ると、両面テープを使用する方法やシール式の封筒が、履歴書やエントリーシートを郵送する際に適切な封の方法と言えます。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に社名が英語の場合はどうすればいいの?
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に、企業名が英語表記の場合は、そのままローマ字で記載することが一般的です。また、日本語のカタカナ表記がある場合は、それも併記すると良いでしょう。ただし、会社名が英語で一般的に知られている場合には、日本語の表記を併記する必要はありません。例えば、「Google」や「Apple」などです。ただし、確認が必要な場合には、企業のウェブサイトや公式資料などで確認することをおすすめします。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に添え状って必要なの?
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際には、添え状(そえじょう)を添えることが一般的です。添え状は、自己PRや応募理由など、履歴書やエントリーシートに記載しきれなかった情報や、応募にあたってのメッセージを書くことができます。また、添え状は応募書類の総合的な印象を高めることにも繋がります。

添え状は、手書きのものとパソコンで作成したもののどちらでも構いません。ただし、手書きの場合は、丁寧な字で書くように心がけましょう。また、パソコンで作成する場合は、印刷してから署名をするか、直接署名をするかを決め、必要に応じて署名をスキャンしてPDF化するなどの手順が必要です。

添え状の書き方には決まりはありませんが、応募企業に合わせた内容にすることが大切です。例えば、自己PRの内容を強化する場合や、応募企業への意気込みを伝える場合などがあります。応募企業が設定している応募先宛名や、職種名、募集要項に沿った内容にすることも重要です。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に切手ってどうやって貼るの?
履歴書やエントリーシートを郵送する場合には、切手を貼る必要があります。切手の貼り方には、以下のようなポイントがあります。

(1) 切手の種類を選ぶ
日本郵便の切手には、普通切手や定形郵便物用の切手などがあります。送る書類の重さやサイズに応じて、適切な種類の切手を選びましょう。

(2) 切手を貼る場所
切手は、封筒の左上に貼ります。郵便局で買った切手には、裏面に接着剤がついているので、そのまま貼り付けるだけです。

(3)切手の数
書類の重さやサイズによって必要な切手の数が異なります。日本郵便のウェブサイトなどを参考にして、必要な枚数を確認してから貼りましょう。

(4)切手を正しく貼る
切手を貼る際には、下向きに貼るようにしましょう。また、切手同士が重ならないように注意し、きれいに貼り付けるようにしましょう。
履歴書やエントリーシートを郵送で送る際に大学が売っている封筒を使っても良いのか?
大学が売っている封筒を使用しても構いませんが、その場合でも必ず確認しておくことがあります。

まず、企業が指定したサイズや種類の封筒と大学が売っている封筒のサイズ・種類が同じか確認する必要があります。指定のサイズ・種類と異なる場合は、企業側で受け取りができない場合があります。

また、大学が売っている封筒には大学のロゴや学科名が印刷されている場合があります。これは企業にとっては好ましくない場合もありますので、使用する前に確認し、問題がある場合は普通の白封筒に書き直すことをおすすめします。

最後に、大学が売っている封筒には適切な切手が貼られているかどうかも確認する必要があります。必要な切手が貼られていない場合、企業側で受け取りができないことがありますので、十分に確認してから発送するようにしましょう
履歴書やエントリーシートを送る際の切手料金の調べ方はどうすれば良いのか?
切手料金は、郵便物の重さと送付先によって異なります。正確な料金を調べる方法は以下の通りです。

(1) 郵便局のウェブサイト
郵便局のウェブサイトでは、郵便物の重さと送付先に応じた料金が確認できます。最新の料金情報を得るために、ウェブサイトを活用しましょう。

【公式】料金を計算する – 日本郵便



(2) 郵便局への問い合わせ
郵便局に電話や窓口で問い合わせることで、料金を確認することができます。

(3) 郵便局の自動計量機
郵便局に設置されている自動計量機を使うことで、郵便物の重さを測定し、適切な切手料金を計算できます。
履歴書やエントリーシートを送る際の切手はどのように買えば良いのか?
切手は以下の方法で購入できます。
(1) 郵便局
郵便局で、必要な額面の切手を購入しましょう。また、記念切手などデザインが異なる切手も取り扱っています。

(2) コンビニエンスストア
一部のコンビニエンスストアでは、切手が購入できます。しかし、額面やデザインの種類が限られていることがあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

(3) インターネット通販
郵便局の公式オンラインショップや、切手を取り扱う通販サイトで購入することができます。ただし、送料や手数料がかかることがあるため、注意が必要です

【公式】切手・ハガキストア

ESや履歴書の郵送はマナーをしっかり守り、つまらないところで評価を下げないようにしよう!

紙で郵送する機会は少なく、経験したことない方もいらっしゃるでしょう。しかし、郵送に関するマナーや手順は存在し、もし郵送でESや履歴書を送る際に、そこを落としていたら思わぬ失点になってしまいます。

つまらないところで評価を下げず、しっかりあなたを見てもらうためにも、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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