ES(エントリーシート)とは?履歴書との違いや注意点を徹底解説

ESハック姉さん
ESハック姉さん

こんにちは!

就活生実態調査委員会ESハック姉さんです。

今回はES(エントリーシート)について基礎から知りたい方や履歴書との違いについて詳しく知りたい方への記事です。

ESについてこういった悩みをお持ちではないのでしょうか?

ESやエントリーシートって何?履歴書とどう違うんだろう…

ESをについて基本的なことを知りたい…

絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい…

今回、就活生実態調査委員会は、ES(エントリーシート)の基礎的な部分や履歴書との違い、ESや履歴書の基本的な注意点について徹底解説します。

ES(エントリーシート)について基礎的なことをしっかり知りたい就活生は、ぜひ最後まで読みこんでください!

この記事を書いた人

ESハック姉さん

就活生実態調査委員会所属

過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削

ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。

『ES完全ハック』編集長ESハック姉さんの自己紹介

この記事を監修した人

高元弘樹

キャリアアドバイザー

10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。

キャリアアドバイザー高元弘樹の自己紹介

エントリーシートとは?

エントリーシートとは、企業が求職者からの応募を受け付ける際に提出を求める書類で、応募者の経歴やスキル、志望動機、適性などを独自のフォーマットで記入することが求められます。

これにより、企業は応募者の適性を詳しく把握し、採用活動を効率化することができます。エントリーシートは、オンラインや紙媒体で提出されることがあります。

履歴書との違い

エントリーシートと履歴書は、どちらも求職者の情報を記載する書類ですが、いくつかの違いがあります。

(1) 書類の目的

履歴書は、応募者の学歴や職歴を中心に、基本的な個人情報を記載することが主目的です。一方、エントリーシートは、志望動機や適性、具体的なスキルや経験をアピールすることが目的です。

(2) フォーマット

履歴書は、一般的に決まったフォーマットがあり、企業間で共通の書式が使用されます。しかし、エントリーシートは企業ごとに独自のフォーマットが存在し、記入内容や質問項目が異なります。

(3) 提出時期

履歴書は、応募書類として最初に提出されることが一般的です。一方、エントリーシートは、選考プロセスの初期段階や中間段階で提出が求められることがあります。

エントリーシートのよくある質問項目の例は何か?

エントリーシートでよく聞かれる質問は以下の通りです。

志望動機:なぜこの企業に応募したのか、どのような業務に興味があるのかなど

自己PR:自分の強みやアピールポイントを述べる

職務経歴:これまでの仕事やプロジェクトでの経験・成果を具体的に述べる

スキル:特にアピールしたいスキルや資格を記載する

チームでの経験:チームでの協力やリーダーシップを発揮したエピソードを紹介する

企業に対する質問:企業や業界に関する知識や興味を示す

履歴書のよくある項目の例は何か?

履歴書では以下のような項目が一般的に記入されます。

基本情報:氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど

学歴:小学校以降の学歴を記載する

職歴:過去の仕事やインターンシップの経験を記載する

資格・免許:保有している資格や免許を記載する

趣味・特技:自分の趣味や特技を記載する

志望動機・自己PR:簡潔に志望動機や自己PRを記載する(履歴書によっては省略されることもある)

エントリーシートと履歴書で同じことを書いても大丈夫か?

基本的には、エントリーシートと履歴書で同じ情報を記載することは問題ありません。しかし、エントリーシートは企業が求める人材像に合わせた情報を提供することが重要ですので、履歴書で記載された情報をもとに、さらに詳細な情報や具体的なエピソードを提供することが望ましいです。

なぜエントリーシートの提出を求められるのか?

エントリーシートの提出が求められる理由は、企業が応募者の適性や志望動機、スキル、経験などを詳しく把握することができるからです。履歴書だけでは、個人の基本情報や学歴・職歴などしか分かりませんが、エントリーシートにはそれらに加えて、志望動機や自己PR、具体的な成果やスキルをアピールできるスペースが設けられています。

企業は、これらの情報をもとに応募者が自社に適しているかどうかを判断し、選考プロセスを効率化します。また、エントリーシートは企業ごとに独自のフォーマットがあるため、企業が求める人材像に合わせた情報を得ることができます。

エントリーシートはどうすれば入手できるのか?

エントリーシートは、企業の採用ページや求人情報サイトから入手できることが一般的です。オンライン上で入手できる場合は、企業の採用ページにアクセスし、指定されたエントリーシートをダウンロードするか、オンラインで直接入力することができます。紙媒体で提出が求められる場合は、求人広告や採用説明会で配布されることがあります。また、企業に直接問い合わせて入手することも可能です。

エントリーシートの記入ポイント

エントリーシートを効果的に記入するためには、以下のポイントを押さえましょう。

(1) 志望動機の明確化

企業は、エントリーシートを通じてあなたが自分たちの会社でどのような仕事をしたいのか、どのような価値を持っているのかを理解しようとします。応募者がその企業を志望する理由やビジョンを明確に伝えることが重要です。

(2) スキルや経験の具体的なアピール

自分が持っているスキルや経験を具体的にアピールし、どのような成果を上げたのかを具体的な数値や事例で示すことで、企業に強く印象付けることができます。

(3) 自己分析の徹底

自分の強みや弱みを客観的に把握し、それを適切にアピールすることが求められます。自己分析を行い、自分の特徴や過去の経験から学んだことを整理しましょう。

(4) 企業研究

エントリーシートには、企業のビジョンや業界動向に関する質問が含まれることがあります。企業の公式ウェブサイトや業界ニュースを参考に、事前に企業研究を行いましょう。

(5) 論理的な文章

エントリーシートは、採用担当者が読むものであるため、わかりやすく伝わる文章が重要です。簡潔で明確な文章を心がけ、専門用語や固い表現は避けましょう。

エントリーシート作成の注意点

エントリーシート作成時に注意すべき点を以下にまとめました。

(1) 締切日時の確認

エントリーシートの締切日時を確認し、余裕を持って提出できるようにスケジュールを立てましょう。遅れて提出されたエントリーシートは選考対象外となることがあります。

(2) 添削・校正

誤字脱字や表現の不備がないか、必ずチェックしましょう。また、友人や家族、先輩に添削してもらうことで、客観的な意見を得ることができます。

(3) 企業ごとのカスタマイズ

エントリーシートは企業ごとにフォーマットが異なるため、応募する企業ごとにカスタマイズして記入しましょう。企業の特徴や求める人材像に合わせたアピールが、採用担当者に好印象を与えることに繋がります。

(4) バランスの良い構成

エントリーシートは、自己PRや志望動機、スキルや経験を含めたバランスの良い構成が求められます。読み手に無理なく伝わるよう、情報の量や構成を考慮して記述しましょう。

(5) オンライン提出時の注意

オンラインでエントリーシートを提出する際は、文字数制限やフォーマットの指定に注意しましょう。また、ファイル名やファイル形式にも注意が必要です。

履歴書だけの提出の企業の場合はどうすれば良いのか?

履歴書だけの提出が求められる企業の場合、履歴書に自己PRや志望動機などの項目が設けられていることがあります。その場合は、そのスペースに効果的に情報を記載しましょう。

もし履歴書にそのようなスペースがない場合でも、選考プロセスの中で面接やグループディスカッションなどで自己PRや志望動機を伝える機会があるため、その際にアピールできるように準備しておきましょう。

手書きの履歴書の提出を求められたら、チェックしたいことは何か?

手書きの履歴書を提出する際にチェックしたいポイントは以下の通りです。

①綺麗な字で書く

読みやすい字で丁寧に書くことが重要です。字が汚いと印象が悪くなるため、注意しましょう。

②記入漏れを防ぐ

全ての項目が正確に記入されているか確認しましょう。記入漏れがあると不利になる場合があります。

③誤字脱字をチェック

誤字脱字がないか確認しましょう。誤字脱字があると、注意力が足りない印象を与えかねません。

④ルールを守る

企業が指定したルール(ペンの色、書き方など)に従って記入しましょう。

⑤はみ出しや汚れを防ぐ

字がはみ出したり、汚れがないように注意しましょう。清潔感が大切です。

エントリーシートや履歴書を郵送する場合の送り方の手順は何か?

エントリーシートや履歴書を郵送する際の手順は以下の通りです。

STEP1:書類を丁寧に折らず、封筒に入れる

書類が折れたり、しわにならないように気を付けましょう。A4サイズの書類は専用のA4サイズの封筒に入れることが一般的です。

STEP2:書類の向きに注意

封筒に入れる際、書類の向きを揃えて入れましょう。開封時にすぐに内容が分かるようにすることが大切です。

STEP3:送付先や差出人の情報を記載

封筒の表面に、送付先の企業名や担当者名、住所、郵便番号を記載しましょう。また、差出人の情報も忘れずに記載してください。

STEP4:郵便料金を貼る

郵便料金は重量やサイズによって異なります。必要な料金を確認し、切手を貼りましょう。また、速達や書留など、企業が指定している場合はその指定に従ってください。

STEP5:郵送締切日に注意

企業が指定した郵送締切日に間に合わせることが重要です。余裕を持って郵送しましょう。

まとめ

エントリーシートは、履歴書とは異なり、応募者の志望動機やスキル、適性をアピールするための書類です。企業ごとに独自のフォーマットがあり、選考プロセスの初期段階や中間段階で提出が求められることが特徴です。

エントリーシートを効果的に記入するためには、志望動機の明確化、具体的なスキルや経験のアピール、自己分析の徹底、企業研究、わかりやすい文章作成などが重要です。また、締切日時の確認、添削・校正、企業ごとのカスタマイズ、バランスの良い構成、オンライン提出時の注意などを念頭に置くことが求められます。

エントリーシートは、採用担当者があなたを評価する上で重要な書類です。この記事で紹介したポイントを押さえ、効果的なエントリーシート作成に取り組みましょう。成功のための第一歩として、エントリーシート作成に自信を持って取り組むことが大切です。

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