【内定者/採用担当アンケート!】ESに書くべき資格は何?書き方やメリットについて徹底解説!

ESハック姉さん
ESハック姉さん

こんにちは!

就活生実態調査委員会ESハック姉さんです。

今回はES(エントリーシート)の資格についての記事です。

就活において資格アピールで何を取れば良いんだろう..

ESや履歴書について資格はどう書けば良いんだろう…

絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい…

ESを実際書くにあたって、資格について迷われている方への記事です。

今回、就活生実態調査委員会は、現役採用担当者や内定者へアンケートを行い、どんな資格だと評価できるか、みんなどういった資格をESに記入しているかを聞きました。ESでよくある資格についての解説、資格の書き方について解説していきます。

ESでの資格について気になる方は、ぜひ最後まで読みこんでください!

就活生1,000人アンケート調査概要

■アンケート手法

就活生実態調査委員会によりオンライン上でのアンケート、関連就活グループでの在籍学生へのアンケート等

■アンケート対象者

23卒,24卒就活内定者

■アンケート取得期間

2022年1月より、毎月アンケート聴取

本調査について詳細は「内定者アンケート、インタビューについて」をご確認ください。

内定者アンケート、インタビューについて

現役採用担当者調査概要

■インタビュー手法

就活生実態調査委員会と関わりのある企業の採用担当者へ、オンライン(Zoom等)、オフライン(座談会形式)でES提出についてインタビュー

■インタビュー対象者

現役採用担当者

■インタビュー期間

2023年4月

本調査について詳細は「現役採用担当者インタビュー、アンケートについて」をご確認ください。

現役採用担当者インタビュー、アンケートについて

この記事を書いた人

ESハック姉さん

就活生実態調査委員会所属

過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削

ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。

『ES完全ハック』編集長ESハック姉さんの自己紹介

この記事を監修した人

高元弘樹

キャリアアドバイザー

10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。

キャリアアドバイザー高元弘樹の自己紹介

目次 非表示

ES(エントリーシート)で資格を記載、アピールするメリット

ES(エントリーシート)で資格を記載し、アピールすることにはいくつかのメリットがあります。まず、資格はあなたの専門知識やスキルを証明するものであり、採用担当者があなたの能力を評価しやすくなります。これにより、他の応募者と比較して、あなたがその職種に適した候補者であることが明確に伝わります。

次に、資格を取得することは自己投資であり、自己成長への意欲を示すものです。これは、企業にとって魅力的な要素であり、あなたが継続的にスキルを向上させ、企業に貢献できることを示します。さらに、資格があることで、研修期間を短縮できる可能性もあります。

最後に、資格はあなたのコミュニケーション能力や問題解決能力を補完することができます。これは、あなたがチームと協力して働く際に、効果的なコミュニケーションを実現し、問題に対処できることを示します。

ESで資格をアピールすることは、応募者が自分の強みを最大限に活用し、企業にとって魅力的な候補者であることを示すための重要な手段です。そのため、資格を持っている場合は、ESで積極的にアピールしてください。

ES(エントリーシート)の資格欄の記載は通過に関わるかどうか?

ES(エントリーシート)の資格欄の記載が選考通過に関わるかどうかは、求められる職種や企業の採用方針によります。資格が職種に直接関連している場合や、企業が特定の資格を重視している場合は、資格欄の記載が選考通過に大きく影響することがあります。

一方で、資格が職種に直接関連しない場合や、企業が資格よりも他のスキルや経験を重視している場合は、資格欄の記載が選考通過に直接関係しないこともあります。しかし、資格はあなたの専門知識やスキルを示すものであり、他の応募者との差別化や総合的な評価においてプラスに働くことがあります。

また、資格はあなたの学習意欲や自己成長への取り組みを示すことができます。これは、企業にとって魅力的な要素であり、選考通過にプラスに働く可能性があります。

【内定者アンケート】ES(エントリーシート)に記載した資格ランキング

23卒・24卒内定者1,000人へ行い、ES(エントリーシート)に実際に書いた資格についてアンケートを取りました。(複数回答OK)

回答としては、1位「TOEIC」、2位「運転免許」、3位「記載なし」でした。

【採用担当者インタビュー】ES(エントリーシート)に資格が記載された際に嬉しい資格

現役採用担当者の方30人へインタビューを行い、ES(エントリーシート)で書かれていると嬉しい資格を複数回答OKで聞きました。

回答としては、1位「TOEIC」、2位「日商簿記」、3位「MOS」でした。

「TOEIC」が嬉しい理由をインタビュー

食品メーカー
採用担当者
食品メーカー 採用担当者

高いTOEICスコアを持つ候補者は、グローバルな環境でのコミュニケーションにおいてスムーズに対応できますね。外国人顧客やパートナー企業とのビジネスコミュニケーションが円滑に進み、業務効率も向上するでしょう。

小売
採用担当者
小売 採用担当者

TOEICの高得点は、英語を使用する業務において高い生産性と効率性を期待できます。言語の壁を感じることなく、スムーズなコミュニケーションができるため、業務の円滑な進行に貢献します。

科学メーカー
採用担当者
科学メーカー 採用担当者

当社がグローバル展開や海外駐在の機会を持っている場合、高いTOEICスコアを持つ候補者はその可能性を広げることができます。国際的な業務に関わり、自身のスキルを発揮する機会が増えるでしょう。

「日商簿記」が嬉しい理由をインタビュー

証券会社
採用担当者
証券会社 採用担当者

高い日商簿記のスコアは、財務諸表や会計処理に関する深い知識と理解を示しています。これにより、正確な財務データの分析や報告が可能となります。

SaaS企業
採用担当者
SaaS企業 採用担当者

日商簿記の高得点は、企業の経理業務において迅速かつ効率的に業務を遂行する能力を証明します。会計情報の整理や処理に熟達しており、業務のスピードと正確性を向上させます。

外資系コンサルタント
採用担当者
外資系コンサルタント 採用担当者

財務の専門知識を持つ候補者は、予算管理や財務戦略の立案においても優れたパフォーマンスを発揮できます。経営層との意思疎通や意思決定プロセスに参画できる可能性があります。

「MOS」が嬉しい理由をインタビュー

小売採用担当者
小売採用担当者

MOSの高得点は、プレゼンテーションやドキュメント作成などのビジネスコミュニケーション能力を証明します。クリアな表現や魅力的な資料作成が可能となり、プロフェッショナルな印象を与えることができます。

食品メーカー
採用担当者
食品メーカー 採用担当者

高いMOSスコアは、Microsoft Office製品(Word、Excel、PowerPointなど)の幅広い知識とスキルを示しています。これにより、業務の生産性と効率性が向上し、スムーズなオフィスワークが可能となります。

インフラ系
採用担当者
インフラ系 採用担当者

高いMOSスコアを持つ候補者は、データ分析や複雑な表計算にも熟練しています。ビジネス上のデータを効果的に扱い、洞察を得る能力があります。

エントリーシート(ES)の資格欄によく書かれる資格の解説

TOEIC

正式名称: Test of English for International Communication

資格の概要: 国際ビジネスコミュニケーション能力を測定する英語試験

就活でのメリット: グローバル企業での就職・キャリアアップに有利。英語力を証明できる。

公式URL: https://www.iibc-global.org/toeic/

TOEFL

正式名称: Test of English as a Foreign Language

資格の概要: 外国人向け英語能力試験。英語による学術的なコミュニケーション能力を測定。

就活でのメリット: 外資系企業や海外大学進学に有利。高い英語力を証明できる。

公式URL: https://www.ets.org/toefl

英検

正式名称: 実用英語技能検定

資格の概要: 英語能力を実用的なレベルで測定する検定試験。

就活でのメリット: 英語力を証明し、国内外企業での就職やキャリアアップに有利。

公式URL: https://www.eiken.or.jp/

日商簿記

正式名称: 日本商工会議所簿記検定試験

資格の概要: 会計知識・簿記技能を測定する試験。会計職や経理関連の仕事に必要な知識を証明する。

就活でのメリット: 会計職に強いアピールができ、企業の経理部門での就職やキャリアアップに有利。

公式URL: https://www.nissho-book.or.jp/

漢検

正式名称: 漢字検定

資格の概要: 漢字の知識・理解度を測定する試験。日本語能力と国語力の証明に役立つ。

就活でのメリット: 語彙力や文章理解力をアピールし、総合的なコミュニケーション能力を証明する。就職・広報関連に有利。

公式URL: https://www.kanken.or.jp/

基本情報技術者試験

正式名称: 基本情報技術者試験

資格の概要: 情報技術の基礎知識と応用能力を測定する試験。IT業界での基盤スキルを証明する。

就活でのメリット: IT企業での就職やキャリアアップに有利。幅広いIT知識と実務能力を持つことがアピールできる。

公式URL: https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

応用情報技術者試験

正式名称: 応用情報技術者試験

資格の概要: 情報技術の応用力と実務経験を測定する試験。高度なITスキルとプロジェクトマネジメント能力を証明する。

就活でのメリット: IT業界での就職や昇進に有利。実践的な技術知識とプロジェクト管理能力がアピールできる。

公式URL: https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_gaiyo/mondai_kaito.html

MOS

正式名称: Microsoft Office Specialist

資格の概要: Microsoft Office製品のスキルを認定する試験。Word、Excel、PowerPointなどの高度な操作を証明できる。

就活でのメリット: 事務職やビジネス関連の職種での就職に有利。オフィススキルとIT能力をアピールできる。

公式URL: https://www.microsoft.com/ja-jp/learning/microsoft-office-specialist-certification.aspx

FP

正式名称: ファイナンシャルプランナー

資格の概要: 金融知識とプランニング能力を持つ資格。個人や法人に対して総合的なファイナンシャルプランを提案できる。

就活でのメリット: 金融業界や保険会社での就職に有利。経済や資産管理に関する知識を証明し、顧客ニーズに応える能力がアピールできる。

公式URL: https://www.fpa-japan.jp/

GAIQ 

正式名称: Google Analytics Individual Qualification

資格の概要: Google Analyticsの知識とスキルを証明する資格。ウェブ解析やデータ分析に関する能力を持つことが求められる。

就活でのメリット: デジタルマーケティングやウェブ解析関連の職種での就職に有利。データ駆動の意思決定能力をアピールできる。

公式URL: https://analytics.google.com/analytics/academy/certification

Google 広告の認定資格

正式名称: Google広告認定資格

資格の概要: Google広告の知識とスキルを証明する資格。デジタル広告の戦略立案や運用に関する能力を持つことが求められる。

就活でのメリット: デジタルマーケティングや広告関連の職種での就職に有利。効果的な広告キャンペーンの企画・管理能力をアピールできる。

公式URL: https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=26-google-ads-certification

行政書士

正式名称: 行政書士

資格の概要: 行政手続きや法律相談などの業務を行う資格。法律知識と手続き能力が求められる。

就活でのメリット: 法律関連の職種や行政機関での就職に有利。法的なアドバイスや手続きの専門知識を証明できる。

公式URL: https://www.nichibenren.or.jp/activities/certification/legal_notary/gyoseishoshi/

秘書検定

正式名称: 秘書検定

資格の概要: 秘書業務に必要な知識・技能を測定する試験。組織運営やコミュニケーション能力が求められる。

就活でのメリット: 秘書職や事務職での就職に有利。組織内での円滑な業務遂行や秘書業務の専門性をアピールできる。

公式URL: https://www.hisokenteishi.jp/

運転免許

正式名称: 「普通自動車第一種運転免許」、「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」、「普通自動車第二種運転免許」

資格の概要: 自動車やバイクなどを運転するための免許証。道路交通法に基づいて取得が必要。

就活でのメリット: 交通手段の選択肢が広がり、遠方の勤務地への通勤が容易になる。一部の職種では運転免許が必要とされる。

公式URL: https://www.mlit.go.jp/jidosha/dl/index.html (国土交通省)

エントリーシート(ES)の資格欄に書く必要のない資格

大学生レベルとしては低いスコアや級

低いスコアや級は、あなたのスキルが一般的な大学生レベルに達していないことを示す可能性があります。採用担当者は、より高いレベルのスキルを持つ応募者を優先する傾向があります。

原付、二輪免許

これらの免許は、一般的なビジネスシーンではあまり役立たないため、採用担当者にとってのメリットは限定的です。ただし、二輪免許は特定の業界や職種で求められる場合もあります。

趣味の資格

趣味の資格は、あなたの個性や趣味を示すものですが、それが職務に直接関連しない場合、採用担当者にとってのメリットは低いと考えられます。しかし、趣味が職務と関連している場合や、チームワークやコミュニケーション能力を補完する要素として捉えられる場合もあります。

スポーツの級や段

スポーツの級や段は、運動能力や精神面での強さを示すものですが、それが職務に直接関連しない場合、採用担当者にとってのメリットは低いと考えられます。ただし、スポーツ経験がチームワークやリーダーシップを補完する要素として捉えられる場合もあります。

資格欄の書き方

「〇〇免許(△△年△△月取得)」「□□検定(△△年△△月合格)」という形式で記述するのが一般的です。

書き方例

・普通自動車運転免許(MT)(20△△年△△月取得)

・Test of English for International Communication (TOEIC) 835点(20△△年△△月取得)

・日本漢字能力検定試験 2級(20△△年△△月合格)

・Microsoft Office Specialist Excel(20△△年△△月取得)

資格がない場合の対処法

資格がない場合でも、ES(エントリーシート)で自分をアピールする方法はいくつかあります。以下に2つの対処法を紹介します。

「取得している資格はありません」と書く

資格がない場合、素直に「取得している資格はありません」と書くことが良い方法です。ただし、他のセクションで自分のスキルや経験、学んだことを強調することが重要です。例えば、インターンシップやボランティア活動、リーダーシップを発揮した経験などをアピールして、あなたが企業に貢献できる人材であることを示してください。

勉強中や取得見込みのある資格について書く

資格取得に向けて勉強中や取得予定がある場合、「〇〇の資格取得のために勉強中」「〇〇の取得予定」と記載することで、自己成長への意欲や努力をアピールできます。しかし、具体的な計画や進捗状況を示すことが重要です。例えば、「〇〇の資格取得のために、毎週3時間勉強しています」や、「〇〇の資格試験を来年の春に受験予定です」と記載すると、採用担当者があなたの取り組みを理解しやすくなります。

エントリーシート(ES)での資格欄の書き方マナー

資格は正式名称で書く

資格を記載する際は、略称ではなく正式名称で書くことが重要です。これにより、採用担当者が資格の正確な内容を理解しやすくなります。ただし一般的に認めらている略称については略で構いません(例:TOEIC等)

履歴書やESで取得年の西暦・和暦は統一する

取得年を記載する際は、西暦または和暦のどちらか一方を選び、履歴書やES全体で統一して記載しましょう。これにより、書類が整然として見えるだけでなく、採用担当者が情報を把握しやすくなります。

仕事に活かせそうな資格順、もしくは取得年月順で書く

資格をリストアップする際は、仕事に活かせそうな資格から順に記載するか、取得年月順で書くことが望ましいです。これにより、重要な資格が目立ちやすくなり、採用担当者があなたのスキルを評価しやすくなります。

同様の資格の場合、下位の資格は書かず、上位の資格を記載する

似たような資格が複数ある場合は、下位の資格を省略し、上位の資格のみを記載しましょう。これにより、資格欄がスッキリとし、採用担当者が重要な情報を把握しやすくなります。

資格と免許の違い

資格と免許は、共に個人が特定のスキルや知識を持っていることを証明するものですが、その性質や目的に違いがあります。

資格は、主に民間団体や学会が主催し、特定の技能や知識を持っていることを証明するものです。資格を取得することで、その分野における専門性や能力を示すことができます。例えば、英語能力を証明するTOEICや日商簿記検定試験などが資格にあたります。資格取得は、多くの場合任意であり、業界や職種によっては就職や昇進に有利になることがあります。

一方、免許は、国や地方自治体が法律に基づいて発行し、特定の職業や活動を行う際に必要な許可を与えるものです。免許を取得しないと、その職業や活動を行うことができない場合があります。例えば、医師や看護師、弁護士、運転免許などが免許に該当します。免許取得は、対象となる職業や活動を行う上で義務付けられていることが一般的です。

ES(エントリーシート)の資格についてよくある質問

資格欄にどのような資格を記載すべきですか?
仕事に関連があり、自分のスキルや知識をアピールできる資格を記載しましょう。一般的なものでは、TOEIC、英検、日商簿記、応用情報技術者試験、基本情報技術者試験などが挙げられます。
資格がない場合、どのように記載すべきですか?
「取得している資格はありません」と記載し、他のスキルや経験をアピールするように心掛けましょう。また、取得予定や勉強中の資格があれば、「〇〇の資格取得のために勉強中」「〇〇の取得予定」と記載することができます。
資格欄に取得見込みの資格を記載しても大丈夫ですか?
:取得見込みの資格であっても、記載することができます。ただし、「〇〇の資格取得のために勉強中」「〇〇の取得予定」と明記しましょう。
資格の正式名称と取得年月はどのように記載すべきですか?
資格は正式名称で記載し、取得年月は西暦または和暦で統一して記載します。例:「TOEIC Listening and Reading Test 750点(20△△年△△月取得)」
同じ種類の資格が複数ある場合、どのように記載すべきですか?
同じ種類の資格が複数ある場合は、上位の資格のみを記載するのが一般的です。例えば、英検1級と英検2級を持っている場合、英検1級のみを記載します。

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