こんにちは!
就活生実態調査委員会のESハック姉さんです。
今回はES(エントリーシート)で「です・ます」調と「だ・である」調、どちらを使えば良いか迷っている方への記事です。
ESでの回答についてこういった悩みをお持ちではないのでしょうか?
「で・ある」調で書いたけど、これは失礼にあたらないだろうか…
「です・ます」調でみると、文字数が増えて入らず、傘増ししているように見えないか…
絶対にこの会社に内定が欲しいから万全な状態でのぞみたい…
どんな場合でも、「です・ます」調(または「だ・である」調)で良いのかと不安になる方もいらっしゃるでしょう。
今回、就活生実態調査委員会は、23卒就活生1,000人を相手に、ESの答え方について「です・ます」または「だ・である」、どちらを使ったかをアンケートを取得しました
23卒就活生1,000人アンケートや、日本語としての「です・ます」や「だ・である」のメリットやデメリット、結局、どちらを使うのが良いかについて徹底解説します。
ESの回答について、「です・ます」や「だ・である」について悩んでいる就活生は、ぜひ最後まで読みこんでください!
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【25卒】内定者1,000人が選んだ無料ES添削サービスランキング就活生1,000人アンケート調査概要
■アンケート手法
就活生実態調査委員会によりオンライン上でのアンケート、関連就活グループでの在籍学生へのアンケート等
■アンケート対象者
23卒,24卒就活内定者
■アンケート取得期間
2022年1月より、毎月アンケート聴取
本調査について詳細は「内定者アンケート、インタビューについて」をご確認ください。
内定者アンケート、インタビューについてこの記事を書いた人
ESハック姉さん
就活生実態調査委員会所属
過去、就活エージェントで年間1,000を超えるES添削
ES添削で数々の就活生の人気企業へのES突破を支援。
この記事を監修した人
高元弘樹
キャリアアドバイザー
10年以上の総合商社企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のコーチングなどにも幅広くたずさわる。
「ですます」「である」はどちらを使うべきか?
「ですます調」とは何か?
「ですます調」とは、日本語でよく使われる敬語の一つで、「です」「ます」という助動詞を使って丁寧な表現をする方法です。例えば、「お名前は何ですか?」や「ありがとうございます」というような言い回しが「ですます調」になります。
「だ・である調」とは何か?
「だ・である調」とは、「だ」「である」という助動詞を使って、丁寧ではないが堅い表現をする方法です。例えば、「お名前は何だ?」や「ありがとうございましたである」というような言い回しが「だ・である調」になります。
どちらを使うべきか?
新卒就活のESにおいては、一般的に「ですます調」を使うことが求められます。就活生は企業に対して自己アピールをすることが目的であり、敬意や礼儀を表現することが重要な要素の一つです。そのため、丁寧かつ親しみやすい印象を与えるためにも、「ですます調」を使うことが適切でしょう。
ただし、文脈によっては「だ・である調」を使うこともあります。例えば、自己PRや自己紹介の場合は、自分自身について述べることになるため、「だ・である調」を使って自分の特徴や強みを表現することが適切です。また、職務経験やアルバイト経験について記述する場合にも、「だ・である調」を使うことが適切です。
さらに、企業によっては「ですます調」を求めるところと、「だ・である調」を求めるところがあるため、求人情報や企業情報をよく確認してからESを作成することが重要です。
内定者1,000人は「ですます」と「である」をどちらを使ったのか?どう使い分けていた?
内定者によると「ですます」調と「である」調はケースバイケースのパターンが多い
23卒内定者に「ですます」調と「である」調のどちらを使っていたかを質問すると「ケースバイケース」の回答が一番多かったです。
内定者1,000人のESを調査した結果、ケースバイケースの場合、どのような場合に「だ・である」調を使っているかの傾向が見えてきました。
だ・である調にする場面①:文字数が短い場合
文字数が短い場合、「です・ます」調だと文字数が多くなってしまうことが多いです。200文字程度を目安に、200文字以下だと「で・ある」調が多くなります。
だ・である調にする場面②:自己PRや性格など自分のことを表現する設問の場合
自己PRや自分はどういう人かを説明する際には「で・ある」調で回答する人が多くなります。
「です・ます」調と「で・ある」調でどちらを使うべきか迷ったら、下記のフローチャートに従ってみると、内定者と同じように判別できます。
ですます調を使うメリットは?
礼儀正しい印象を与えることができる
「ですます調」は、相手に対する敬意や礼儀を表現することができます。新卒就活においては、企業に対して自己アピールを行うことが目的であり、礼儀正しい印象を与えることが重要な要素の一つです。そのため、「ですます調」を使うことで、親しみやすく丁寧な印象を与えることができます。
ビジネス文書としての正式性が保たれる
ESはビジネス文書の一つであり、正式な場での書類として扱われます。そのため、文章においても正式性を保ち、書式や表現に一定のルールを守る必要があります。「ですます調」は、日本語においてビジネス文書に用いられる正式な表現の一つであり、正式性を保つためにも適切な表現方法と言えます。
品格や品位が高い印象を与えることができる
「ですます調」は、一般的には上品で品格がある表現方法とされています。新卒就活においては、自己アピールを行うことが目的であり、個人の品格や品位を表現することも重要です。そのため、「ですます調」を使うことで、個人の品格や品位を高めることができます。
ですます調を使うデメリットは?
距離感が遠くなってしまうことがある
「ですます調」は、敬意や礼儀を表現することができますが、その反面、距離感が遠くなってしまうことがあります。新卒就活においては、企業との関係性を構築し、自己アピールをすることが目的であり、親近感や共感を得ることも重要です。そのため、「ですます調」を使いすぎると、自分自身が遠く感じられ、相手に親近感を与えることができない可能性があります。
自分の個性や特徴を表現しづらいことがある
「ですます調」は、ビジネス文書に適した正式な表現方法ですが、個性や特徴を表現するためには適していない場合があります。新卒就活においては、自己アピールを行うことが目的であり、自分自身の個性や特徴をアピールすることが求められます。しかし、「ですます調」を使いすぎると、自分自身を表現しづらくなる可能性があります。
である調を使うメリットは?
親近感や共感を得やすいことがある
「だ・である調」は、話し言葉に近く、書き言葉としても比較的カジュアルな表現方法です。そのため、距離感を感じさせず、相手に親近感や共感を与えやすくなることがあります。新卒就活においては、企業との関係性を構築し、自己アピールをすることが目的であり、親近感や共感を得ることも重要です。そのため、「だ・である調」を適度に使うことで、自分自身が身近に感じられ、相手に親近感を与えることができます。
自分自身の個性や特徴を表現しやすいことがある
「だ・である調」は、話し言葉に近く、カジュアルな表現方法であるため、自分自身の個性や特徴を表現しやすい場合があります。新卒就活においては、自己アピールを行うことが目的であり、自分自身の個性や特徴をアピールすることが求められます。そのため、「だ・である調」を適度に使うことで、自分自身の個性や特徴を表現しやすくなる可能性があります。
時代の流れにそぐわせることができることがある
「だ・である調」は、近年のビジネスシーンにおいて、よりフレキシブルでカジュアルな表現方法として注目されています。そのため、「だ・である調」を使うことで、時代の流れにそぐわせることができます。特に、若い世代にとっては、「だ・である調」がより自然な表現方法となっていることが多いため、企業にアピールする上で有効な手段となることがあります。
である調を使うデメリットは?
フォーマルな表現が求められる場合がある
「だ・である調」は、カジュアルな印象を与える表現方法であるため、応募先によっては正式な表現方法が求められる場合があります。例えば、公的機関や大手企業など、フォーマルな雰囲気のある場所では、正式な表現方法である「ですます調」が好まれることがあります。そのため、応募先によっては「だ・である調」ではなく「ですます調」を使用する必要がある場合もあります。
自己PRがうまくできない場合がある
「だ・である調」は、自分自身の特徴やアピールポイントを表現しやすいというメリットがありますが、一方で自己PRをうまくできない場合があります。例えば、「私はチームワークを大切にする」といったアピールをする場合、「チームワークを大切にしています」と「チームワークを大切にする」とでは、前者の方が弱くなってしまいます。そのため、自己PRを強くしたい場合は、正式な表現方法である「ですます調」を使用する方がよい場合があります。
評価者の年齢層によっては好まれない場合がある
「だ・である調」は、若い世代に好まれる表現方法であるため、評価者の年齢層によっては好まれない場合があります。特に、年配の評価者にとっては、正式な表現方法である「ですます調」が好まれることが多く、そのような評価者に対しては、「だ・である調」を使用することがマイナスになる場合があります。
エントリーシートで「ですます調」「である調」を使い分ける
ESでは基本的には「ですます」調が良いとされています。ただし、内定した就活生は使い分けるケースが多かったり、「で・ある」調のほうが好まれる場合もあります。
状況に応じて使い分けながら、ESでの「です・ます」調と「で・ある」調を使い分けましょう。
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