総合商社に興味を持っている方も、多いのでは無いでしょうか?
行きたい会社のランキング常に上位で、周りに総合商社を受けたいと思っている人が増えたら、関心を持ちますよね
総合商社の中でも三菱商事は、就活生に圧倒的人気No1です。
そんな三菱商事に関心を持った就活生実態調査委員会インターン生で実際に就活生でもある恵が、繋がりがあり、仲良くしている三菱商事の方に、総合商社についてのお話をたくさん聞いてきちゃいました!!
このインタビューを元にした、三菱商事社員が語るシリーズ を全部で7回連載します!
3回目の今回は、GD(グループディスカッション)ついてインタビューしていきます!
総合商社ってGD選考はあるのですか?
あるところはあるね、俺のときはインターン選考でやるところがたまにあるくらいかな、伊藤忠とかは本選考でもGDやってた気がするよ
確か、今年の三菱商事のインターン選考はGDでしたね
聞き手:恵
就活中の都内国立大学の2年生です。
国際交流サークルに所属し、多くの異文化交流の経験を積んでいます。趣味は、写真撮影と旅行です!
話し手:商事
天然ガスグループでリスクマネジメント業務を行っています。
都内私立大学卒業後、新卒で三菱商事のミドルオフィスへ配属。趣味は登山とサウナ。
総合商社GDのテーマ
総合商社でよく出されるGDのテーマはどういったものですか?
総合商社のGDのテーマは、基本的には、事業立案系か抽象問題だよね
商事さん「事業立案系は資料が配られて、どの事業がいいか?とかどこの地域で立案すればいいか?とか議論するもの
抽象問題は、良いビジネスパーソンとは見たいな、答えが何でもありな問題のことだね」
恵「資料読み取り型って結構大変ですか?」
商事さん「資料自体はさらっと読めるものばかりだから、そこまで大変じゃないよ。
ただ、必要のない情報も含まれている訳で、情報の取捨選択が大事になってくるね」
総合商社のグループディスカッション突破のコツ
GD突破のコツはどういったことがありますか?
商事さん「GDで常に意識した方がいいのは、この2つだね
総合商社の社員と同じ考え方をすることと
総合商社の社員に求められる素質をアピールすること」
総合商社の社員の考えることは常にリスク
総合商社の社員と同じ考え方ってことなんですが、総合商社って普段どういうことを考えてるのですか?
リスクの洗い出しを常に考えているね
恵「どうしてリスクを考えるんですか?」」
商事さん「途上国相手のビジネスでは想像もしないような理不尽なトラブルが頻発する。また、1つのビジネスに膨大な数の会社と連携してるから、もうたくさんのトラブルトラブルトラブル
それに対応するために、徹底的にリスク管理を行うんだよね。
商社の社員は常にリスクを考えているようになる」
恵「なるほど」
商事さん「だからGDで就活生が「リスクを洗い出しましょう」とか言われたら、商社の採点官としては、もう胸がキュンときちゃう」
恵「考え方似てるから恋に落ちちゃうってことですね()」
商事さん「商社に勤める人と同じような思考方法しているかはすごい大事、ってかそれが選考に通る秘訣だよね」
総合商社の社員に求められる素質は協調性とリーダーシップ
総合商社の社員に求められる素質って何ですか?
協調性とリーダーシップだね
商事さん「商社で仕事をする大半の人は、必ず外国人を含む多くの人たちと仕事をすることになる。そういった様々なバッググラウンドを持つ人と仕事をするには、協調性が求められる。
そして、ゆくゆくはその中でも中心的存在になることが求められる。だからリーダシップが求められる
協調性の面では
・相手の意見を否定しない
・発言を引き出す
ということに集中すればよい
リーダシップに関しては、
最後の方で決断が近くなった時、
・客観的な判断軸を提供する
・判断軸を基に決断までみんなを引っ張れる
ってことをすればいいね」
総合商社GD対策
ちなみに総合商社のGD対策で何か特別な対策はしてましたか?
僕は、『過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題』を使っていたよ。
商事さん「フェルミ推定10問、ビジネスケース問題10問が載っていて、解説が非常に詳しい。
解説が10ページ以上に及ぶ問題もある。
これ以上のケース対策の本はないね」
恵「結構有名ですよね。自分は読んだことないんですけど」
商事さん「外資コンサル受けてるのにこの本読んでないのか。。ちゃんと勉強してね」
まとめ
まとめ
総合商社のGDテーマは、事業立案型と抽象型
GD中に気をつけること
・事業や施策に関してのリスクについて考える
・協調性を持つこと
・リーダーシップをアピールすること
次は、「【面接対策】こう答えたら勝てる!!総合商社の面接の秘訣!!」の記事になります!